先日、アメリカのトランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と宣言し、そのことが中東で大きな反発を招いています。
相変わらずお騒がせな大統領ですが、なんでこうまで次々にトラブルを起こすのかと呆れるほかありません。中東ばかりでなく、世界の各国から批判の声が出るのも当然でしょう。
以前もこのブログで書きましたが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が信仰するのは、同じ神です。ゆえに、エルサレムはこの3つの宗教すべてにとって重要な場所となっています。なぜ、その聖なる場所をめぐって争わなければならないのか。まったく、愚かしい話です。
しかも、一部報道によると、当のイスラエルさえ今回のアメリカの決定を本音では迷惑と思っているそうです。
それによって、中東情勢が緊迫するのは目に見えています。にもかかわらずトランプ大統領がこの決定を強行したのは、国内の強硬派むけのパフォーマンスではないかというわけです。
ことさらに対立を作り出して一部の強硬派から支持を得ようとするようなやり方が、世界をどんどんきな臭くしているように思えます。
敵を作り、その敵に対して威勢のいいことをいって人気をとるわけですが、その代償として、危険が増したり相手との関係を極度に悪化させたりというマイナスな影響が出てくることは避けられません。
そういう意図を見透かして、冷徹に突き放すような態度が、一般市民の側にも必要なんじゃないかと思いました。
「あいつ、またやってるよ」みたいなさめた見方を国民がしていれば、トランプ大統領のような人でも、そういったことはできなくなるでしょうから。
相変わらずお騒がせな大統領ですが、なんでこうまで次々にトラブルを起こすのかと呆れるほかありません。中東ばかりでなく、世界の各国から批判の声が出るのも当然でしょう。
以前もこのブログで書きましたが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が信仰するのは、同じ神です。ゆえに、エルサレムはこの3つの宗教すべてにとって重要な場所となっています。なぜ、その聖なる場所をめぐって争わなければならないのか。まったく、愚かしい話です。
しかも、一部報道によると、当のイスラエルさえ今回のアメリカの決定を本音では迷惑と思っているそうです。
それによって、中東情勢が緊迫するのは目に見えています。にもかかわらずトランプ大統領がこの決定を強行したのは、国内の強硬派むけのパフォーマンスではないかというわけです。
ことさらに対立を作り出して一部の強硬派から支持を得ようとするようなやり方が、世界をどんどんきな臭くしているように思えます。
敵を作り、その敵に対して威勢のいいことをいって人気をとるわけですが、その代償として、危険が増したり相手との関係を極度に悪化させたりというマイナスな影響が出てくることは避けられません。
そういう意図を見透かして、冷徹に突き放すような態度が、一般市民の側にも必要なんじゃないかと思いました。
「あいつ、またやってるよ」みたいなさめた見方を国民がしていれば、トランプ大統領のような人でも、そういったことはできなくなるでしょうから。