ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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3DCGで人物モデリング 真理奈2022(2)ビキニスタイル

2022-07-05 22:08:17 | 3DCG


一昨日に続き、3DCGです。

今日7月5日は「ビキニスタイルの日」なんだそうで……それにあわせてビキニスタイルで。



ただし、水着はPoser にある素材を流用しました。
Poser にある衣服系素材を対象フィギュア以外のものにあわせるのはかなり面倒な作業で……アーマチュアで完全にフィットさせるのは手間がかかりそうだったので、だいたい合わせた後にいったんアーマチュア変形を固定して微調整、というやり方をしてます。


微妙にですが、前回とはポーズが変っているのもわかると思います。
ただ、現状ではこれが限界。あまり大きく動かすと、ねじれが生じたりしてしまいます。このあたりは、要調整。





3DCGで人物モデリング 真理奈2022

2022-07-03 22:34:29 | 3DCG


ひさびさに、3DCGの記事です。

今回は、だいぶ前にアップした自キャラ「真理奈」を改良しました。
今日は7月3日「波の日」だそうで……そこにあわせてサーフィン仕様になってます(もともとサーファー女子という設定ですが)。



ソフトはblender を使用。
できあいの素材は一切使用せず、すべて一から作りました(もちろん、サーフボードに書いてある文字は既存のフォントですが)。
3DCGをはじめて数年……技術も多少向上したんじゃないかと思います。
サーフボードに文字を入れるとかいうことも、UVをコントロールして結構きれいにできるようになってきました。これは、画像をゆがめることなくオブジェクトの表面に張り付けられるようになったということなので、ただの思い込みではないはず。



一応ちょっと動かせるようにもなってます。
まだ、細かい調整があまりできていませんが……


アーマチュアの微調整をきっちりできたら、これで動画というところに進もうと思ってます。




『鉄腕アトム 青騎士の巻』

2022-07-01 23:31:52 | 映画


『鉄腕アトム 青騎士の巻』を観ました。

先月手塚治虫記念館の記事で、アトムが悪役となるエピソードについて書きましたが、その出発点ともいえるのが、この「青騎士」。
アマプラを見ていたら、そのアニメ版があったので、見てみました。

 

一応劇場版ということで映画記事として書いているんですが……イベントで二本立てで上映された作品の一本ということらしく、わずか10分ぐらいの短い作品となっています。


原作は結構長い話であり、旧アニメシリーズでも前後編にわけて二週にわたって放送されたエピソードです。

原作および旧アニメ版では、アトムが人間と戦う側につきます。
先日書いたように、テコ入れのためにアトムを悪役にするという趣向でそういうストーリーになったのでした。
ただし、このエピソードでは、まだアトムは完全に悪役になってるわけではありません。
人間に反逆する可能性があるロボットを強制的に収容して分解するという魔女狩りのようなことが行なわれ、それに対してアトムは葛藤し、その葛藤の末に、人間と戦うことを決意するのです。

青騎士は、X-MENでいうマグニートーのような存在であり、ロボットに対する非道な扱いに抗し、ロボットの権利を守るために戦っています。人間側がロボットに対して魔女狩りのようなことをやったがために、アトムは青騎士に協力することになるわけです。

この世界史的な視点にたった重厚なストーリーが、まさに手塚漫画の真骨頂でしょう。

この構図は、たとえば、21世紀のいわゆる「対テロ戦争」に重ね合わせることもできます。
魔女狩りのようなことをやったがゆえに、むしろ憎悪をあおり結果としてより激しく敵対するようになるという……

物語の結末がどうなるかということに関しては、漫画原作と旧アニメ版、そして99年版でそれぞれ違っています。

重いテーマをどう扱うかということで三者三様なわけですが……今回視聴した99年版は、もっともやさしい結末とも感じられます。
あるいはそれは、1999年においてはちょっと時代遅れと映るレベルだったかもしれません。そういう意味では、20世紀の終わりにこの物語が作られたのは象徴的なのではないか――そんなことも思いました。