手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲区伝統芸能祭大成功!!!! 嬉しい・・・

2006-07-03 21:39:10 | 手稲文化協会関係
 期待半分、心配半分で本番を迎えた。 11時半私の会の合吟の練習を外で済ませて、袴を着用する。初めて一人で着ました。着終えて、12時からの幕が開いているはずなので、お客の入りがどうかと見にゆく。謡曲が始まっていました。例年、謡曲は50人もいればいいほうなのですが、なんと、160人くらいは入っているじゃないですか。

 謡曲の後、筝曲があり、次が詩吟なのです。今年は、会員でとても頑張ってチケットを売ったり、宣伝してくれた人がいて、私たちの会の詩吟を聞きに来てくれる人が、最低でも50人はいるはずなのです。

 私の会は、女性合吟、王翰作「涼州詞・男性合吟王之渙作「涼州詞」と私の独吟で、岑参作「磧中の作」の3題でした。辺塞詩3題、私が解説をつけて、合吟は、私のコンダクター伴奏でやりました。私の伴奏は、手稲文化協会の新年会で、たまたま一緒に成り、お願いすることにした、民謡の尺八奏者高田翁さん、この名前が面白いのです、「翁」本名なのです。しかも、まだ若いのです。高田さんに私の詩吟の伴奏をしていただけませんかと話をしたら、やった事が無いのだけれど、テープをいただければそれで練習してみますから、是非やらせてくださいという話に成りました。それで、お願いしていましたら、11時頃にはお出でに成り、3回ほどあわせていただいていました。和服で吟ずるのに尺八はピッタリです。お陰で、気持ちよく吟が出来、皆様にも褒められました。高田さん有難う・・・・!!

さて、今年の伝統芸能祭、出演団体のチケット引き受け枚数が去年よりやや少ない感じだったのです。でも、最終的に昨年並みに成りました。その人数では、測れない内容と、観客の動きがあり、今年は大成功と言えるものでした。

 特に、日本舞踊は圧巻でした。実は、古典の長唄とか常磐津とか清元とか、長い曲は聞きたくないという観客が多いのではと心配だったのです。しかし日本舞踊になると客席の空席はなくなり補助椅子を随分出しましたから、200席の会場が300人になりました。そればかりではなく、客席から立つ人が殆どいないで、集中しているのです。踊りの先生方も、今までの年と違った気合の入れようなのが、ぐんと伝わるような踊りなのです。あの古典を、会場が一体となって楽しむことが出来たということは、観客の質まで変わってきているということでしょうか。

 私の会のある方が、銭函から3人ほど招待していたのです。その中に日本舞踊をやられる方がいらっしゃって、仰ったこと「踊りに感動しました。小樽で是だけのものは見れません。手稲は小樽以上だ」と評し下さいました。

 お世辞はあると思いますが、今年ほど充実感を感じたことがありませんでした。
大成功と評価出来ると思います。心配は杞憂だった。よかった・・・・
コメント
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