手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

7月7日・・・七夕・棚機=タナバタ

2006-07-07 21:17:27 | 随想
 
暦のうえでタナバタです。テレビでは浴衣姿の若い人たちをうつしだしていましたし、東京の朝顔市などもでていました。

 私の記憶のタナバタは、8月7日、柳を切ってきて、短冊にいろんなことを書いて飾り、夜、提灯をもつて「ローソクダセ・・・ダーセェヨ、ダサーヌトカッチャクゾ」と大きな声をあげて近所の家を回ったことだ。次の日、柳は川に流すのです。

 タナバタが夏の終わりでした。川泳ぎもここらまでが限界でした。

 ところで、「浴衣」が「ゆかた」と何故読めるのでしょうか。調べてみました。
実は「ゆかたびら」の意味なのです。「かたびら」は、ひとえの着物のことを言います。昔の貴族は、湯につかるときひとえの着物をきたのです。その着物が「湯かたびら」で、「ゆかた」と変化したのです。もともとは、「湯タオル」並みのもので、そんな上品な感じはなかったのですが、今は、納涼のとてもしゃれた着物になりました。

 花火大会に、若い女性が浴衣を競っていました。今年は、若い男性の浴衣がはやるのだそうです。

 私にとっては、盆踊りに着るものだったのですが、盆踊りも、いまや、しらけ盆踊り・・・盆太鼓の音を遠く聞いているほうが、まだましで、浴衣はタンスの底でしわだらけです。
コメント
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