手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

日本の医療機器・医薬品行政のありかた

2010-12-08 18:20:40 | 無題
 テレビの報道などでなまかじりだから的外れになるかもしれないけれど、書いてみたい。

 日本の科学技術は世界有数だし、医療技術についても同じだと思う。それにもかかわらず、新規医療器具が開発されても、それが製造認可されるまでにはものすごい時間が掛かったり、大変な費用がかかったりするのだという。医薬品についても、外国で使用されている薬品でも、日本で販売許可になるのには大変な時間が掛かるのだといいます。

 昨日のテレビで、人口心臓の開発した中小企業が、それを日本で製造認可を取るまでには、時間ばかりでなく、ものすごいお金もかかり事業を進めることができないという話が紹介されました。それが、アメリカだと国の事業として、しかも専門の機関を作っていてどんどんと進むのだそうです。

 なぜ日本は国家を挙げて支援しないのでしょうか。たとえば、世界に先駆けての発明とか、新製品ができたなら、その利益は計り知れないものがある。特に医療機器などでは、日本は先進的に開発できる力を持っているはずです。しかし、国の後押しなしには難しいところもあると思います。

 このよう問題で、日本は国から行政法人などにおろされて、さらに蛸足的に下部組織ができている野じゃないでしょうか。更にそれらの行政法人は天下り先でもありましょうから、これを改めるのは難しいのかもしれません。医薬品の認定についても同じことかもしれません。

 新しい製品が開発されても、日本で製造販売するにいたるまでには、大変な時間とお金が掛かるのなら、他の国の企業にやらすほうがいいとなって技術から企業まで外国に行ってしまうことがおきているようです。日本に出来なければならない企業が、日本では立ち上げられないという、情けない有様が出たりしているみたいです。

 韓国だとか、中国だとかは国家体制でどんどん進んでいる。このあたりへの政治の梃子入れがほしいものです。
コメント
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