手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

武器輸出を検討するという前原氏の発言

2011-09-12 19:07:28 | 無題
これは当然のことだが、日本でも武器は製造しているのだ。自衛隊の装備がすべて輸入ということにはならない。武器も消耗品に違いないけれど、戦争が無い限り、備蓄とか、訓練での使用だけでは、納入の企業が困ることになる。また、武器も常に新しい性能の物へと開発も進んでいるはずだ。新しい物が出来れば古いものは廃棄しなければならない。

 廃棄するような旧式武器でも、新興国ではほしがるのだと思う。そんな隘路を考えての先日の前原氏の発言だと思う。

 同じ問題は、先進国のどこも抱えている問題だ。しかし、輸出禁止の国は日本だけでしょう。だからといって、日本も輸出国になるのは難しいのかもしれない。

 それはそうとして、イスラム諸国でのテロ集団の武装、内戦の様相を見ていてとても不思議に思う。日本ではとても手に入らない兵器が大量に政府軍以外が使って戦やテロが繰りかえされている。

 これは、明らかに闇ルートからの流入なのだ。

 兵器製造企業は、戦争があれば儲かるのだ。イスラム諸国でのテロ、内戦で儲かっているところもあるのだ。多分、それらの武器がどこの国で作られたのかは、すぐわかるのだと思う。ただ、その流通ルートは闇の中なのだと思う。リビヤでは初めデモ隊は武器を持っていなかった。しかし政府軍が民衆の支援に回って、武器を持ち革命をほぼ達成している。この結果大量の武器が国内に流出しているはずで、それを回収することは容易なことではないはずだ。そんな例もあるけれど、アルカイダなどは、テロ集団なのだ。それでも武器を持ち、兵士を訓練して戦わせている。彼らが武器を作っているのではない。テロ組織が大量の武器を購入できる費用をどこで調達しているのかも不思議だ。

 軍備拡大と旧式武器の廃棄、輸出。世界から戦争がなくならないことを願う人もいるのかもしれない。

 日本製の武器が、内戦やテロの役に立つようなことにはなってほしくない。
コメント
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