手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

野田内閣船出した

2011-09-13 20:20:02 | 政治
今回の民主党代表選挙、一番先に名乗りをあげ、雑音に耳を貸さず一番腹が据わっている感じを受けていた野田さんが代表となり、総理となって、今日施政演説をして船出をした。

 やはり、何か前の二人とは違う強さを感じる。東日本大震災、福島原発の始末、この二つを当然のことながら、最重要課題として取り組む。そして、その費用は現在の国民が負担し、次の世代に背負わせることはしないという。それは、増税もあるという意味だと思う。勿論、現状での無駄を省く努力もある。原発についても、脱原発への取り組みはするけれど、今、稼動できる原発は、ストレス検査後、稼動させる方向のようだ。

 腰の引けそうな問題にも、毅然として向かっている感じがした。浮ついていない、強いリーダーシップを感じさせる。

 きわめて問題の多い現在、やらなければならない事は果てしなくある。しかし、震災復興なくして、何もない。国の総力を傾注して当たって欲しい。

 もう半年が過ぎている。国を挙げてやっている感じがしない。地方任せのたどたどしい歩みはなんとも歯がゆい。季節は冬へと移りつつある。何から手をつければいいのかは私には想像も出来ないけれど、国営事業としての大工事、大建設などが立ち上げられて良いと思う。

 ささやかな復興の姿が時々報じられるように為ってきた。国の側面からの支援があれば、もっと進むのにと思いつつ見ている。

 大規模な瓦礫処理施設の建設、港湾設備の回復事業。地盤沈下地帯の防水工事、大変なことばかりだけれど、そんなことの一つでも動き出したら、どんなに心強いことだろう。

 百年に一度はこんな津波が来るのかもしれない。それを覚悟しての復興。特に漁業の復興には、港湾関連施設は津波覚悟の建設になる。今回の津波を教訓に、計画が進められると思うけれど、大変だと思う。しかし、やらなければならないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする