手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

新芸能集団「乱拍子」の公演を、芸術の森まで見に行って来た

2011-11-03 19:34:31 | 身辺雑記
北海道詩吟連盟の全道大会で、札幌西支部の構成吟のオープニングで大太鼓を打っていただいた「乱拍子」の公演が、芸術の森で開催されるので、午後から見学に出かけました。

 芸術の森に着いたら、今日は駐車場が無料開放ということか、凄い混み様。第三駐車場も駄目で、一番上の第四駐車場に止めることになった。会場から歩いて登らなければならないので、一寸がっかりでした。

 とにかく、会場まで行きました。何とまだ開場に30分もあるのに、200人くらい並んでいるのです。2時の開場まで散策するつもりでしたが、並ぶことにしました。

 1時45分に開場となりました。入場したら、舞台は開いていて、真ん中に詩吟で打っていただいた大太鼓がどんと据えられている。2時半開演のはずが、2時10分頃に開演となりました。

 オープニングが大太鼓の演奏でした。穣氏が諸肌脱いでの演奏でした。

 今回の公演、東日本大震災のチャリティ公演なのですが、主題となる名称が無いのです。出演団体は、「乱拍子」が中心で、いわば他の団体とのジョイントコンサートといったほうがいいのかと思いました。だた、「乱拍子」の教室が二つと、上士幌・美深の和太鼓集団と、稚内南中学のヨサコイチーム、さらにアフリカ人によるパカッションが入り、アンサンブルがあったりでとても多彩なのです。

 上士幌と美深はもともと和太鼓のチームがあったのですが、休眠状態になっていたのを「乱拍子」がてこ入れをして復活したみたいな話でした。稚内南中のヨサコイは、「乱拍子」の太鼓と蓉子さんのソーラン節でリホームしたのだと思います。

 獅子舞が入りましたが、以前銭函で見せていただいた獅子舞とは力の入れようが違っていました。素晴らしい獅子舞です。神楽舞の獅子舞は沢山ありますが、これにかなうものは北海道には無いでしょう。

 第二教場の佐藤さん出演するだろうと期待してみていました。出ました、半纏に赤い帯を締めて、勇ましく打つのを見せていただきました。

 時間の関係で、最後の二番を聞かないで帰ってきました。芸術の森を出てから真駒内を過ぎるまで渋滞でした。久しぶりの夜の遠道、若干緊張しながら帰宅しました。

 今度は「やまびこ座」で公演があるようですが、これもタイトル無しみたいな感じです。

 やはり、タイトルをつけるほうがいいように思います。何か「かがりひ」という神楽芝居も立ち上げているみたいで、今日その発表もありましたが、難しいものがありそうです。まず、普通の演劇とは違うものを求めていると思いますが、位置づけがいまいち理解できないところがありました。幕間のコントなのか、演奏のつなぎなのか,一寸理解が出来ませんでした。

 獅子舞は神楽ですし、九州などには、神楽が歌舞伎のように伝統芸能として生き生きと上演されているところがある。そんな神楽を模索していられるのかもしれない。

 ともあれ、「乱拍子」は、まさに「新芸能集団」として、和太鼓のプロ集団として名乗りを上げている。これからの活躍を期待します。

 太鼓だけでの公演がむつかしいところもあり、演劇と二本立てにしようというのであれば、やり方もあると思いますが


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする