為す事ありや?

ふと思ったこと。今の自分には夢、目標とまではいえなくても、何かやりたいことがなくなっているのではないかという疑問だ。

　確かに忙しい毎日に近いすごし方はしている。やっていることは、詩吟を週五回教え、北海道詩吟連盟札幌西支部の総務を担当し、手稲文化協会の事務局長をしている。そして、このブログを書き、たまにカラオケを歌いに行く、夏の間はパークゴルフに出かけるくらいだ。

　確かに忙しいのだけれど、すべて惰性に近い仕事で、新しい何かをする、挑戦する何物もない。

　歳の故だと思う。いまや、飲みに出かけてはしゃぐ楽しみすら求めなくなっている。

　札幌西支部の仕事も来年一年で終わります。文化協会のほうもそろそろ引退の時期だと思う。是を離れるとどんな感じになるのだろう。

　詩吟のお弟子さんたちを育てる目標をもっと高く持つことが、今の私に出来る唯一つの道なのかもしれない。詩吟の教室をさらに大きくしたいとは思うけれど、今の情勢はなかなかむつかしい。

　小学校に出向いて、詩吟を子供たちに聞かせたいという目標を持っていて、まだ実現できていない。伝統芸能の詩吟を後世につなげるための動機付けになればと思っているのだ。これは実現可能なものかもしれない。行動に移す時期が迫っているのかもしれない。本気で考えてみよう。