「遺愛寺の鐘は枕を欹てて聴き/香炉峰の雪は簾を撥て看る」を指摘し、平安時代の女性の書いた書物の中にこの部分を使った話が書かれている。書物の名前と話を知っている人はいますか?と質問してみる。わかっている人には説明してもらう。わからなければ話してあげる。話すと大抵この話は聞いていたと答えてくれます。
次に「匡廬は便ち是れ名を逃るるの地/司馬は仍お老を送るの官為り」を指摘し、「匡廬」「司馬」の意味を聞く」その上で作者の故郷はどこかと尋ねる。そして、左遷ということに触れ、作者の現在の心境を解くことにする。
初めから語釈通釈と続けるより、素読の終わった時点でこれらの部分を取り上げて質問をし内容の理解につなげるやり方をすると、また違った解説の効果が期待できます。
次に「匡廬は便ち是れ名を逃るるの地/司馬は仍お老を送るの官為り」を指摘し、「匡廬」「司馬」の意味を聞く」その上で作者の故郷はどこかと尋ねる。そして、左遷ということに触れ、作者の現在の心境を解くことにする。
初めから語釈通釈と続けるより、素読の終わった時点でこれらの部分を取り上げて質問をし内容の理解につなげるやり方をすると、また違った解説の効果が期待できます。