水泳・海水浴・水浴び・・・・

　水泳といえばプールを連想する。海水浴といえば海で泳ぐことのように感じるけれど、実際は泳ぐより水浴び・・・海に浸かってたのしんでいる時間の方が長いのだから、海水浴でいいのかもしれない。

　海に行かなくなったのは何時からだったろう。退職してパークゴルフを始めたころからのように思う。パークゴルフを始めたころはまだ６０代で、元気もあったから、暑さもなんのその、夢中で汗を流した。それでいて海水浴に行く気にならなかった。

　泳ぎを覚えたのは川でした。山村育ちで、近くに石狩川と安足間川があり、清流のこの川で泳ぎを覚えた。学生時代、海族と山族がいて私は山族だった。海はどうもなじめなかった。海に行っても泳ぐ楽しさがわいてこない。川だと流れに乗って泳ぎ下るので楽なのだけれど、海ではさっぱり進めない、おまけに背の立たないところに行くと恐怖心がわいてくる。またあの大勢の人の中に入って騒ぐことも苦手だった。その点、山は心を乱されることもなく、楽しかった。

　温水プールができて、水泳が一年中楽しめるようになり、健康増進にもいいのですが、やはり好きになれないで来ている。もうこの年では海で泳ぐということにはならない。せいぜい水浴びくらいでしょうがそれも億劫で、最近の猛暑を耐えている。

　来週は雨の日が多くなるらしい。ようやく残暑の季節になります。この数年札幌はお盆になっても海水浴のできるような暑さがつづいている。果たして今年はどうなのだろう。

　願わくば、秋が長く、雪の降るのも遅くなってほしいものだ。