手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

団扇(うちわ) 扇子(せんす)

2014-08-03 20:17:10 | 随想
 「 団扇」・・「うちわ」と読むのはむつかしいかもしれない、「扇子」・・「センス」もなかなかむつかしいかも。

 私はあまり団扇も扇子も使わない。居間には団扇が何本か置かれていて、家内がよく使っている。私用の扇子も買ってあるのだけれどタンスの中に仕舞ったままで使ったことがない。ただ詩吟でたまに袴を着用することがあります。この時は扇子を持つのが常識で、私も専用のものを一本持っています。これは詩吟のお弟子さんで、観世流の能をやられてた方が体調を崩して能をやめられたとき、私に贈ってくれたものです。年輪のある扇子で大事に使わせていただいています。

 会合に出ると、団扇や扇子を使っている方を見受けますが、ほとんどが女性のようだ。私のかつての仲間で囲碁の6段を持っている方がいた。この方は出歩くときにも扇子を持ち歩いていて、このように暑い時はしきりに使っていた。

 カラオケを歌いに行っていて、ふと風を感じて横を見たら、横に座っていた女性が団扇を使っていてその風か私のところに届いたりして驚いたりした経験がある。団扇や扇子での風はささやかなもので、体を冷やすような働きはないのだから、使うとつづけて使わなくちゃらない。そうなると手が疲れて面倒になる。それで私は使わないのです。

 団扇に浴衣は似合う。今の時代浴衣を着て玄関先で夕涼みという姿は見られないけれど、そんな構図の絵や写真を思い浮かべると、日本の伝統文化がとても床しく感じる。間もなく盆踊りが始まるけれど、盆踊りに浴衣を着て団扇を帯に差して踊っている方を見受けることができる。これも風情がある。

 
コメント
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