友達の中に現役時代の仕事の面白さとか失敗談とか、得意満々にに聞かせてくれる方がいる。私は高校の教師38年づけてきたが、得意になって話せる何物も持っていない。いわばダメ先生で、やっとこ職務をこなしただけのように思う。それだけに得意になって話すこともない。先生という職業は話題にしにくいのかもしれない。むしろ教科を離れた部活動などが話題にしやすいのでしょうが、それも華々しい成果を上げたのならいいのですが、ただ顧問だっただけでは話題性に乏しい。
話術というのは、なんでもないことを楽しい話題にし立てて行けることなのでしょう。現役時代の経験は取り上げ方で楽しい話題にもできるのでしょう。それを巧みにやれる人もいる。゛どうも私はためです。当意即妙に話題を組みたてる、そんな人と話をしていて、自分の感性の鈍さと、世間話の語彙の少なさを情けなく思う。
そんなことは、生きていく上でそれほど大事なことではないかもしれないけれど、初めて会っただけの人に対しても、まるで旧知の人のように話の中に巻き込んでいる人もいる。そんなとき私は無理にその輪の中に入らず、外でさりげなく聞き流している。そこに入り込めないのだから仕方がない。
もう今更何とかしようとも思わないけれど、ちょっと劣等感のようなものを感じるのも否めない。
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話術というのは、なんでもないことを楽しい話題にし立てて行けることなのでしょう。現役時代の経験は取り上げ方で楽しい話題にもできるのでしょう。それを巧みにやれる人もいる。゛どうも私はためです。当意即妙に話題を組みたてる、そんな人と話をしていて、自分の感性の鈍さと、世間話の語彙の少なさを情けなく思う。
そんなことは、生きていく上でそれほど大事なことではないかもしれないけれど、初めて会っただけの人に対しても、まるで旧知の人のように話の中に巻き込んでいる人もいる。そんなとき私は無理にその輪の中に入らず、外でさりげなく聞き流している。そこに入り込めないのだから仕方がない。
もう今更何とかしようとも思わないけれど、ちょっと劣等感のようなものを感じるのも否めない。
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