手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

留萌 一泊旅行  楽しかった  素晴らしい話も一つ

2015-11-21 18:56:27 | 詩吟関係
 平和教場の納め会を兼ねての一泊旅行、楽しい旅になりました。10名中9名の参加でした。ただ行き帰りは団体行動でなく、車の人三人と直通バス4名でした。私はバス組です。

 中央バスの札幌駅14侍15分発で出発。バスの席は二座席に一人といった混み方でしたが、シートベルトをつけていますから横になったりはできません。話し相手もいないら外を眺めているだけです。幌糠あたりから暗くなり、外の原っぱには雪が残っていました。

 5時過ぎに宿に着きました。民宿の宿ですが、かなり歴史のある風情でした。床は畳ですが床が床暖房が通っているみたいで、ホカホカしています。天井は大きな升目になっていて、その枠の中には日本画が描かれている。両側のふすまもかなり豪華な作りです。歴史を感じさせますが。現代的な明るさはありませんし、設備もやや現代では不自由な感じでした。

 18時から夕食になりました。料理は先に聞いていた通り、素晴らしい豪華版でした。最後に生寿司が出ましたけれど、満腹状態で食べれる人は居ませんでした。

 朝食も凄かった。イクラ丼にして食べました。付いたおかずも朝食というのには過ぎるものでした。

 料理は値段相当の素晴らしいものでした。会も盛り上がり楽しかった、八時過ぎから部屋に帰っての二次会、10時まで楽しんで終わりました。

 この宴会の中でとても素敵な話を聞きました。或るお弟子さんのお孫さんが幼児期に頭の手術を4回やり、その結果目が見えなくなったのだそうです。ピアノは二歳の時からやっていて今もやっているのだそうです。そのお弟子さんが家で詩吟の稽古をしていたら、それを聞いていて全部暗記して一緒にやってくれるのだそうです。先日両親もそろって食事をしたとき、詩吟をやってみようかといって二人で城山を 合吟をしたのだそうです。そのお孫さんの吟を聞いていたご両親は二人とも泣いてしまったといいます。

 障碍者の子供を持たれたご両親にとって、子供が詩文を暗記して、吟じている姿に、新しい成長の姿を見て感激したのだと思います。詩吟にこんな素晴らしい力のあることを感じ、話を聞きながら私もウルウルしてきました。こんなお手伝いにもなっていることを実感できるのはうれしいとです。
コメント
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