手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲第二教場  詩吟

2015-12-04 19:23:22 | 詩吟関係
 今日は6日の審査を受ける4名の参加でした。当然のこと審査を受けるための稽古となりました。

 一気に上手になるわけは無い。しかし、少しでと思って頑張らせる。

 いつもは、審査前には特別手を入れないで、現状で頑張らせる方向に指導を持ってゆくのですが、今日はちょっとやりすぎたかもしれない。新人が二人いるのでついつい力が入ってしまった。

 教えることの楽しさは、審査を受けさせることにもある。お弟子さんがどんな吟をしてくれるかが楽しみなのです。なかなか期待通りの活躍をしてくれる方は出てこないけれど、仕方がないのです。北詩連に加入して10年になるけれど三ケ月ごとにある審査会に、すべて何人か受審させてきています。短縮合格が一人もなかったというのは一度くらいの気がします。今回は9名受審するのですが、どんな結果になるのやら。

 北詩連は本来いろいろな流派の集合体で、審査は統一してやるけれども、各流派の特色を尊重するという原則になっている。しかし、今は、他流からまとまって入会するのは全くなく、10年前私の会が 象堂流から独立して入ったのが最後なのでしょう。

 もうここまで来たら、一つの吟法に統一し、北詩連としての吟を名乗れるようにしてはいかがなものなのでしょう。研究部、審査部が教本の吟譜を作り上げ、何年かをめどにして統一した吟を確立させる。その方が、指導もしやすい。昔は優れた指導者も多く、審査も自信を持ってなされていたと思うけれど、今は安定感にかけているように感じてしまう

 時々、お弟子さんが所属する流派を尋ねられて困っていることがある。碌峭流で指導していますが、碌峭流と名乗ってくれとはとても言えない。北詩連といったら、詩吟学院(岳風流)のかたは、「あぁ 二句三息をあまり考えない会ね・・・」とかと軽く言う。今次第に一つの方向に収斂しつあるように思う。部分的にでも統一出来るところは統一してゆく方向を模索してはどうだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする