手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲老人福祉センター詩吟講師をつづけてきて

2015-12-12 21:11:46 | 詩吟関係
  手稲老人福祉センターが開所されたのは私が丁度定年退職した年だった。その折もし講座で詩吟を開くのなら講師として使ってほしいとお願いしていました。幸い願いがかなえられ今日に至っています。

 現在85歳、定年退職が61歳でしたから24年ほど続けてきていることになります。自由参加の講座です。受講者が少なくなったら講座を中止するということをはじめからいわれていた。

 幸い少なくても10数人は参加してくれ、現在も20名前後の参加が続いています。普通の詩吟の会と違って、詩吟の経験者から初めての人までみんな一緒に楽しむ会です。しかも、参加料もかからず、出席しようが、欠席しようが点呼を取られることもないのですから、そんな受講者を取りまとめて楽しく教えることは結構大変なのです。

 これまで続けることができたのは受講者とのコミュニケーションがうまくいっていたからと言えるかもしれません。技術的なことは問題にしないことにしてきています。 吟題を選定するのも簡単ではありません。皆の興味のもてそうなものを選びながらやってきています。また歴史的な吟題では、その歴史について適切にまとめて話してあげることにしています。また暇が出たときには漢詩についての解説なども入れてあげます。

 とても良い生徒さんに恵まれているのでしようか。楽しく教えることができています。あと何年出来るか私の健康にかかっています。肺気腫がかなり進んでいますが今のところ、他の病気で休むということは全くなく来ています。

 やはり、60代の方がいらっしゃることは極めて珍しくなっています。現在続けてきている方の中にもう90歳という方もいます。ひょっとすると私が教えることができなくなったら、この講座も終わりになるかもしれません。あと3年くらいは頑張りたいものです。
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