今日、教育文化会館で北詩連西支部担当の審査会があった。私の会から9名受審したのですが、短縮合格できたのは新人のKさんだけでした。もう一人は短縮できるかと期待していたのですが、やはり力を出しきれなかった。点数では判らないけれど私の会の方たちは頑張ったと思います。みんな褒めてあげたい。ただ、二人の方がつまらない失敗をしていた。稽古でかなりやかましく指導したところをさらけ出していた。指導が足りなかったといえばそれまでですが、口癖になっている方言的な発音です。10段を受けたIさん、いい吟でした。今日の審査会場で一番の迫力のある声だったと思います。10段で短縮とはなかなかならない。でも確かな成長のあかしがあった。
今回の審査、審査員の講評通りなのだけれど、特に詩文の読み方がほとんど棒読みみたいで、なおかつ迫力がない。また、母音の返しが不十分な人が多かった。特に詩文の読み方で日本語の二語一拍は全く指導されていないと感じた。又、中国語のリズムが二語+二語が基本(峨眉 山月 半輪 の 秋) これを(峨眉山 月 半輪 の 秋)と読むのは、漢文調のリズムとならないので避けられている。(南朝 四百 八十 寺) を(・・・・八十寺)と、熟語だから離さないという方がいるけれど、これもリズムを崩す読み方なのです。漢文調の文章、古典語のリズム感、その心地よさを感じ取る感性がほしい。
今回の審査、審査員の講評通りなのだけれど、特に詩文の読み方がほとんど棒読みみたいで、なおかつ迫力がない。また、母音の返しが不十分な人が多かった。特に詩文の読み方で日本語の二語一拍は全く指導されていないと感じた。又、中国語のリズムが二語+二語が基本(峨眉 山月 半輪 の 秋) これを(峨眉山 月 半輪 の 秋)と読むのは、漢文調のリズムとならないので避けられている。(南朝 四百 八十 寺) を(・・・・八十寺)と、熟語だから離さないという方がいるけれど、これもリズムを崩す読み方なのです。漢文調の文章、古典語のリズム感、その心地よさを感じ取る感性がほしい。