騄象会創立10周年記念交歓吟詠会をホテルヤマチで平成7年10月に開催しました。 象堂流の仲間と前年度まで続けた三道場交歓会のメンバー、それに手稲老人福祉センターの講座受講者やOBの方たちも参加いただき、70数名が参加くださり、私も初めて袴を着用して参加しました。残念だったことには、宗家が参加してくれなかったということでした。この10年目騄象会の会員数は40名になっていました。
この10年目、記念大会を祝うがごとく、象堂流の 競吟大会で初めて総合優勝をしたのです。 競吟大会では宗家が指導している栗山会が常勝で、どこの会がその壁を破るかということが話題になっていました。結局、騄象会が会員数がものを言う形で総合優勝を勝ち取ったのでした。
この10周年に40名の会員がいたのが騄象会の最盛期だったのかもしれません。これまで素晴らしい勢いで会員が増加したのでしたが、この年あたりから減った分が補充される形で40名を維持するのが漸くになっていました。この後も毎年交歓吟詠会を開催して、15周年記念交歓吟詠会は平成12年に手稲記念会館で開催しました。この時も宗家は不参加でした。このことに、東先生がひどく気分を害されていて、弟子がこんな素晴らしい会を開催できるようになったのを喜んでやらないでどうするのだとおっしゃっていました。この前から私も宗家の会の運営に問題を感じ理事会でいろいろ提案していましたが、何一つ取り上げて対処してくれることはありませんでした。・・・つづく