一昨年の11月札幌市から社会教育功労者として表紙用を受けた。
詩吟を始めて46年、その間教室の指導を35年、手稲老人福祉センターの詩吟講師を28年、手稲文化協会事務局長13年務めている。
老人福祉センターの講座は、市内の60歳以上の方ならだれでも参加できる講座ですが、出席は義務付けられていなく、そんな中で受講者を確保しながら講座を維持するのは結構大変でした。
講座が開設されたころはまだ詩吟ブームのようなのがあり、時としては30人以上の受講者がいたりした。しかし世代の変わった新しい老人たちは詩吟とのかかわりが薄く参加者がどんどん減少して行きました。
それでもどうにか20名前後の受講者を確保してその指導に当たってきました。この福祉センターの講座はまさに生涯学習の一環で、表彰を受ける大きなフアクターになったようです。もう一つは手稲文化協会を
事務局長になってから立て直し、それまでコミセンで文化祭だけを開催していたけれど、それも手稲区として独立し、区民センターが出来てからは、見学にに来てくれる人もひどく少なくなくなり、文化協会の存在すら
忘れ去られようとしていたのを、会場を区民センターに移し、新しい事業として、伝統芸能祭を立ち上げ、その後伝統芸能祭を発展的に解消してチャリティの舞踊の集い、年忘れ演芸会、カラケフエステバルを立ち上げ、札幌10区の中で文化協会を有するのは手稲区だけと評価されるところまで育てた。そんなことが認められての受賞でした。
46年いろいろな波風をくぐりながらもつつけてきた私の吟歴の最後を飾る受賞と素直に喜んでいます。