手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

待つことなしに冬至を迎えた

2012-12-21 18:20:19 | 身辺雑記
 例年11月の末頃から冬至を待ちわびるのでした。冬至から日が伸びる、何か春に向かう基点、一つの山が越えたように思うのだ。後三週間、二週間などと待つのが例年でした。
 今年は、気がついたら今日が冬至なのだ。結局、家内の入院、そして思いがけない雪に追われ、ばたばたしているうちに冬至になってしまったのだ。

 家の前の雪、一昨日たまらなくなって業者に何時来てくれるのか確認した。すると金曜日が予定だと返事をされ、昨日の朝、雪はねをしなくてもいいことを念じていた。念じたとおり昨日の朝は雪はねの必要が無かった。それで安心していたのだが、何と昨日の午後業者の排雪が来てくれた。お陰でこのあとの雪はねが楽になった。これからは雪山が大きくなる前に来てくれることになるでしょうから、一人で十分対応できると思う。

  こんな状態で、三週間ほど、家内の見舞いだとか、食事の準備だとか何か追われっぱなしで、年賀状のこともほったらかしになっている。例年年賀状に漢詩一題を作って載せてきている。今年もやりたいのだけれどまだ手をつけていない。年賀状も購入していない。

 今晩、年賀状の文案を作り。漢詩一題できれば作りたい。

 今日は第二教場の詩吟でした。納めの日という事で、前半で稽古を打ち上げ、皆で納め会をしました。佐藤君と貴代子さんが欠席だったのが残念でした。久しぶりの雑談、とても楽しかった。

 詩吟は詩吟だけれど、私の会員さんはとても良い方ばかりだ。会員数が増えないのはいまや仕方が無い。楽しい会としてまだ暫く健在で存続してほしい。
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今回の選挙で思うこと

2012-12-20 18:46:25 | 政治
 自民党が第一党になることは想像していた。しかし、ここまで伸びるとは思ってもいなかった。

 民主党の惨敗。これも予想以上だった。

 自民党この圧勝で浮かれた様子が出ていないのは嬉しい。先の選挙で圧勝した民主党のあの浮かれぶりを見ているだけに、自民党は腰をすえて掛かろうとしているのだ。

 安倍さんへの交代は時機を得ていたと思う。落ち着きがありこの政党の顔として似合っている。

 民主党が政権奪取に沸き立って、顔となった鳩山さんの浮かれ様、今回の選挙にすら出馬できなかった。野田総理に反旗を翻した小沢さんの凋落振り。

 国民におべんちゃらを振りまくだけでは通用しないことがわかったと思う。

 今回惜しくも第二党になれなかったが維新の底力が伝わってきた。初めての選挙でここまで支持されたということは、次の選挙では第二党になっておかしくないし、維新を単なる野党としてみていられないでしょう。維新の考え方はいい。是々非々という。ただ反対のための反対を繰り返していた、今までの野党とは違う。

 大阪から発進して、東京が加わり、これから全国に根が伸びるでしょう。これからは維新と自民の二大政党という構図が出てくるかもしれない。

 TPP問題なども、交渉のテーブルでの重さを感じられる日本代表でなければならない。総理大臣がこんなに変わるようでは、国際信用も落ちている。そんな信用をしっかり取り戻す政府になって欲しい。

 東日本の復興事業、もっと大胆な、目に見える、国の本気が見えるような事業拡大が必要だ。電気もしっかり腰を落ち着けて、電気事業の再編成のプログラムを提示しながら当面、電気で困っている状況を克服する道を開かなければならない。

 ともあれ、民主党は自民党との違いを際立たせる政策を追求しなければならないと思うが、簡単で無い。維新ならはっきりとした違いがあり、対立の党として誰もが認める。同じ対立する党でも、社会党・共産党は今の日本では三極にもならない。

 議員も族議員のような利権集団の思惑にとらわれ、国家の未来に責任を持たないような議員は何れ失脚して行くだろう。

 とにかく、政治主導でくずくずしないで、やらなければならないことは大胆に実行して欲しい。右翼的だとか、独裁的だとかいう人もいるけれど、巷の声も、大声で言える人と言えない人がいて、大きな声で言うのだけを民意と考えないほうがいいと思う。
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家内が食事を取れるようになっていた

2012-12-19 19:30:35 | 身辺雑記
 排雪業者待てど暮らせど来てくれぬ!!!昨晩10時頃雪はねをした。そのあと余り降らなかったようで、やれやれと思いながら9時頃雪はねを始めた。やはりブルトーザが入って車庫前は硬い雪が置かれている。今朝、連絡があって健幸クラブの詩吟が26日に延期になったので、車庫前の雪、ゆっくり処理できると思っていたら、何と菅原さんと木村さんが来て二人であっという間に片付けてくれた。有難うございました。

 家の前から塀の前まで雪の山。 今週業者が排雪に来る予定なのです。昨年確か水曜日に来ていたと思うので、今日は来てくれるだろうと思っていた。しかし、来てくれなかった。

 電話で確認してみた。何と明後日が予定日になっているという。明日はそんなに降らないような予報だから、明後日午前中に来てくれれば助かるのだが。とにかく排雪されるまで降らないでほしいものだ。

 午前中、新年交礼会の案内状と、チャリティカラオケフェスティバルの後援申請書を作り上げる。天気もいいので家内の見舞いに出かけることにした。一昨日娘から水が飲めるようになっているという報告があったのだけれど、今日は食事(おかゆなど水っぽいもの)をゆるされたという。順調に回復しているのかもしれない。この調子なら年内に帰宅出来るかもしれない。

 それにしても、大掃除など一人で今年は全部やらなきゃならないのだろう。どんな正月になるのか、正月料理は出来合いが何ぼでも手に入るのだから心配は無い。仕事は出来なくても顔をそろえることが出来ればOKです。
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福祉センター詩吟  文化協会役員会  その他

2012-12-18 19:39:53 | 身辺雑記
 今朝も雪はね、9時頃から始めたら、間もなく菅原さんがスノーダンプをもって手伝いに来てくれました。車庫前を空けていただき大助かりでした。

 娘から電話があり、昨日から家内水が飲めるようになったとの事。付けられていた管2本が外され一本になったということは、点滴だけになったのでしょう。早く食事が出来るようになってほしい。そこまで行けば後、手術の抜糸だけになる。年内に帰宅できるのじゃないでしょうか。そうなってほしい。

 午後、福祉センターの詩吟です。雪が降り止みません。福祉センター今日が今年の終わりです。雪がひどかったけれど、17名出席してくれました。

 前半、「北海道賛歌」を二番まで通して吟じてもらい。後半は自由吟題で、前に出て吟じてもらいました。皆とても張り切ってやってくれました。

 来年も楽しみにしていますと皆様挨拶して帰ってくれました。

 晩は、手稲文化協会の役員会、外は吹雪です。皆様来てくれるか心配でしたが、予定の方全員がきてくれました。会議は一時間ほどで終わって先ほど帰宅しました。外は吹雪。
 向かいの家では、雪はねをご夫婦でやっていられました。家の前は凄い雪です。今晩一晩で大変な量になりそうです。やっぱり、これから一回はねておいたほうがいいみたいです。

 スノーダンプを使えるのならいいのですが、無理です。この吹雪の中、おまけに家の前は雪の山です。 この二日くらいのうちに依頼している排雪業者がきてくれると思うけれど、明日の朝が大変です。ブルトーザーが必ず入るでしょう。その雪を処理できないと思う。

 9時半からの健幸クラブ詩吟、車を使わないで行くしかないかもしれない。それで、排雪の業者が来てくれるのなら良いけれど、来なかったらどうしよう。今は捨てるのに花畑に持ってゆくしか出来ないのです。私には大仕事なのです。業者が来るまで車を使うのを諦めればいいのかもしれない。でも、木曜の10時は歯医者の予約が入っている。やっぱり何としても車を使えるようにしなくちゃならない
 辛くても、これから一仕事するしかないのか・・・・。
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手稲第一教場 詩吟

2012-12-17 18:10:53 | 詩吟関係
 先週手稲第一教場の納め会だった。北村さんが今日病院なので一週繰り上げての納め会だったのです。ところが、私の家内が突然手術となって、出れなかった。今日、納め会で出された(ご飯を除)お菓子とか飲み物を持ってきてくれた。更に私が一人で食事を作っていることを考えてでしょう、何方か尋ねないまま頂いてきた包みは珍しい鰊漬でした。夕食に早速頂きました。

 今日は、北村さんと佐藤さんが欠席。佐藤さん、雄武においでのお姉さんがお亡くなりになって、そちらにいらっしゅゃっているとの事。

 教室の方は、何時もの稽古をこなして、時間が余った所で詩吟の音程の取り方を説明してあげる。そして後半「赤間が関舟中」をやる。初めに、範読をしないで、全員に素読をさせてみた。それぞれの個性的読み方が面白かった。その後、範読をして、素読をいつものかたちでやり、範吟から合吟へ、そして独吟を全員にやらせ、最後男女別々に合吟をして終わらせた。

 帰りがけに、区民センターに寄って三月のカラオケフェスティバルの会場予約の確認をしてくる。

 明日は、文化協会の役員会、いま議案書の印刷を終えた。明日は、カラオケフェスティバルの後援依頼、新年会の来賓の案内状を作り水曜に届けることにします。

 今年の排雪業者どうなっているのだろう。確か今年の冬の最初の排雪は12日から17日となっていたはずだ。今日が予定の最終日なのに来てくれなかった。今年は雪が多いので、予定通り回れないでいるのだろうか。このまま今晩雪が降つたら、明日参ってしまう。今晩降らないで明日排雪が終わると助かるのだが。ひょっとして電話で催促する家からやっていて、おとなしくしている私などが後回しにされているのかもしれない。
あるいは、今年の予約取りすぎて手が回らなくなっているのかもしれない。それは困る。とにかく予定通りやって下さい。ただでは無い、ちゃんとお金を払っているのだ。
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選挙結果が楽しみ  その他

2012-12-16 15:53:03 | 身辺雑記
 今朝も雪はね、ぼつぼつやっていたら、菅原さんがスノーダンプを持ってやってきて、一気に車庫前を片付けてくれた。感謝!!!

 10時に家を出て家内の様子を見るため北大に走る。気温が高く路面の雪も溶け出していて、車を走らせるには都合が良かった。

 家内は、まだいろいろな管がつけられていて、可哀そうな状態だった。それでも何とか話は出来、一人で歩くことも出来るという。しかし、まだ食事は取れなく、点滴でしのいでいる。明日CT検査をして状態がよければ、水が飲めるようになるとの事だった。明日の結果が良いことを念じます。

 手稲に帰って、西友で今晩の食事のオカズを仕入れ、そのまま「鴎」によって、昼食も出されるうどんで間に合わせ、3時過ぎまで遊んできた。

 帰宅して、ご飯を炊いている間に是を書いている。今晩は選挙結果の報道が続く。最近は出口調査がかなりやられているから、かなり早い段階から当確が出てきて。寝る頃には大勢がわかるかもしれない。野次馬的な私には、特別のことは無いけれど、私の想像がどんな形になるかやはり楽しみです。
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今一番怖い友人・・・中国

2012-12-15 19:14:11 | 無題
 お隣の中国が日本にとってとても恐ろしい隣国になっている。

 中国共産党の一党支配が終わらない限り、日本は一番気をつけなければならない隣国となる。尖閣の問題で、今接続海域に監視船を常駐し、時折日本海域を侵犯しながらいる。更に今度は飛行機での領海侵犯をやった。

 是は必ずエスカレートしてくると思う。挑発なのです。大陸棚を持ち出して、中国の言い分の正当性を主張しているのだ。歴史問題でも日本の帝国主義政策の中でとられた土地だと言う。歴史の古さでは中国にかなわない。それを根拠として昔から我が領土だったなどと言う言い方が通用するなら、世界地図は変わるでしょう。

 日本が尖閣に何らかの具体的な行動、灯台の建設とか船だまりなどを作り出したら必ず実力行使に出てくると思う。やり方はいきなり軍事行動に出なくても、漁船団などを使って、その漁船に日本が武力?みたいなものを使ったら一気に軍事占拠の行動に出てくると思う。今はその地ならしをしていると思う。

 一党支配で作り上げている軍事力は大変なものだ。

 同じような問題が北方領土にもある。ソ連は色丹・歯舞までは日本に返還してもいいと思っているが、択捉、国後は絶対に返さないでしょう。そして、日本がそれを認めないことを良いこととして、日本が折れる(折れられないのでしょう)とすれば永遠にソ連の領土として実効支配され、日本が放棄したという理屈付けが起きるように思う。

 実行するかしないかは別にしても、対等に戦う力が無いとこんな形を見守るしかなくなるのだ。後ろにアメリカがいるという考えは甘い。そのアメリカのお陰で憲法9条を盾にしてどれだけ日本は助かっていることか。そして一方では基地問題でアメリカに出て行けと叫ぶ。

 沖縄の日本返還、その過程であった密約は、今沖縄が日本となっていることを考えるとしかたのないことだったと思う。それが無ければ、沖縄は今の北方問題と同じ状況になっていたかもしれないのだ。

 やはり、今この状況を打破するとすれば、日本も軍備を拡大して行くしかないかもしれない。中国・ソ連の政治がこのまま進むのであれば、対等以上の軍備拡張をしなければならないかもしれない。危険思想といわれるかもしれないけれど、そこに現実があるかもしれない。
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期日前投票をしてきました 

2012-12-14 19:35:24 | 身辺雑記
 今日は手稲第二教場でした。三人欠席でした。終わって帰りがけに期日前投票をしてきました。

 終わって出てきたら、出口調査の方にアンケートの形で書かされた。

 いよいよ、明後日選挙となる。どんな結果になるのか一寸楽しみです。

 どうやら自民党が優勢のようですね。単独過半数になるかどうか、公明党との連立で過半数は間違いないのでしょう。

 私の興味は第三極がどこまで伸びるかという所です。維新が三極の一番になるかどうかです。

 自民・民主・公明・維新か、それとも未来が公明の上に出てくるのか、みんな党は維新との潰しあいのような形で、現状維持になるような気がする。その他の党も現状維持がせいぜいのように思う。

 維新が50名くらいになったら、凄い力になると思う。単なる野党でなく大胆な改革となればその力なしに出来ない。逆に維新との政策協定でかなり大きな改革も可能になると思う。

 未来は、小澤さんの陰が見えなくて、逆に弱くなった感じがする。どんな戦いになるのだろう。

 自民・民主は変わらない。次が維新となれば将に第三極になる。私は野次馬的な見方しか出来ないのだけれど、日本百年の計を追求する政策を打ち出して欲しいものだ。

 その点、野田さんのほうがはっきりした展望を持っているように思える。しかし党内が一体になりきれていない弱さが足を引っ張る。維新が一番メリハリを感じるのだけれど何せはじめての選挙だしどれだけ党勢を高めることが出来るかがさし当たっての問題で維新八策を実現するには難しい。

 ともあれ愈々決戦は明後日。楽しみです。
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健幸クラブ詩吟   午後はカラオケ

2012-12-12 18:29:51 | 身辺雑記
 今朝は5センチくらいの雪でした。家内が入院中なので、一人で食事を作り食べて、片付けていたらもう詩吟に出かけなきゃならない時間が迫っている。

 出かける準備をして,家の前は歩ける程度に雪を撥ね、車庫の前の雪だけ片付けて出かける。今日は5人出席。

 1月6日の町内会の新年会に皆に出てほしかったのですが、ほとんど欠席状態でしたが、児玉さんと菅原さんお二人に参加してもらい、「札幌八景」を連吟でやっていただくことにしました。この後、20日にもう一度稽古があるのだから、何とかなるでしょう。私もやるつもりですが、吟題まだ決めていない。初吟会の稽古をかねてやることにします。

 終わって帰宅して雪を片付ける。午後カラオケ今日は三井に出かけることにして電話を入れて、新田さんが午前中詩吟の教室を三井でやっていて、大体午後はカラオケに残ると聞いているので,電話で確認してみた。返事は残るということでしたので、食事の後出かけました。お客は新田さんだけ。三井さんご夫婦も一緒にカラオケを楽しむ事となった。

 3時半まで楽しんで帰宅しました。帰宅したらお歳暮の不在連絡が入っていた。見たら信子さんからのものです。多分、高級焼酎だと思ったらそのとおり。飛騨の麦焼酎です。以前にも同じものを頂いて楽しませていただいています。ロックで飲むととても美味しい。正月に楽しませてもらいます。

 昨日、規子が病院にゆき、病院から電話をくれました。元気になっているとの事でした。私には明日(本日のこと)来なくてよいといっているとの事で今日は行かなかったのです。縫合した部分が傷むようで、行ってもまともに話しも出来ないのだと思います。明日は10時半に歯科の予約なので、それを終わらせてから行って見ようと思います。

 しかし、医師のミスでこんな目にあっているのだ。謝罪だけではすまない問題だと思うけれど、その謝罪すらしてもらえるのかどうかわからないのだ。考えると腹が立つ。
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温故挑新というのはどうだろう

2012-12-11 18:25:02 | 詩吟関係
 温故知新と同じことと取られそうだが、「挑」は挑むですからもっと積極的な響きがありそうです。

 詩吟の現状を見ていると、一時期の勢いが全く途絶えたような有様だ。「静かなブーム」といわれたこともあったのだが、いまや、若い世代からは見放された感がある。

 このままだと、詩吟も保存芸能になっちゃうかもしれない。

 この原因は、学校教育の中で・・・昔は詩吟をやる先生がいて、学校で聞く機会が多かった。私は小学校時代と、永山農業学校で先生が聞かせてくれた記憶がのこりつづけていて、詩吟を始めた。今は先生で詩吟を聞かせることのできる人が希になっている。これが一番大きいと思う。

詩吟の教室を立ち上げて30年になろうとしているが、一時期40名を越えたお弟子さんが今は20数名になって、増えてゆかない。

 今こそ詩吟も守りから攻めに入らなければならない。伝統文化としての詩吟の原点にたち、新しい挑戦をしていく必要がある。

 私は、単に吟ずる時代ではなくなっていると思い、見てもらう、聞いてもらう詩吟を模索し、大会などでプロジャクターを使って、詩文や関係する写真とか資料を映像化して見てもらい、解説を出来だけ簡潔につけて判って聞いてもらう努力をしている。

 更にどんな方法があるか考えてみたいと思っている。どうしてもやりたいのが、小学校で聞いてもらう機会を立ち上げることです。その場合、いかに楽しく子供たちに聞かせるかという組み方も大切だ。論語の素読と組み合わせる。俳句を陽旋律の楽しいリズムで聞かせる。さらには、お琴とか、日舞と組んで見てもらう。こんなやり方もあるはずだ。

 また、寸劇風に、詩吟・歌曲・民謡・日舞を組み合わせた舞台を組む、これは夢だがそんなことに挑戦する人が出てきていいのではないかと思う。

 詩吟の枠を超えた挑戦で、詩吟の面白さを追及してみたいものだ。

 それどころで無いというのが現実だが、現実を打ち破る、挑戦が今の時代だからこそ必要かもしれない。
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