手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

家内が可哀そう!!! 超高感度内視鏡検査で12指腸に穴をあけられた

2012-12-10 20:58:29 | 身辺雑記
 10時過ぎに娘から電話。北大から電話があり、内視鏡の操作ミスで12指腸に穴を開けてしまった。その手術をしなければならない。その手術承諾が必要なのですぐ来てほしいということだ。

 昨日、カテティル検査といっていたのは、超高感度内視鏡を挿入するための何かの処置で、今日一番でその超高感度内視鏡検査をしている時に、内視鏡の角が腸に穴を開けたというのだ。

 今日検査入院の結果がわかり、明日にでも退院か、手術の予定かがわかると楽しみにしていた。ところがそれどころでない別の手術となったのだ。

 午後は第一教場の詩吟。一応、沓澤さんに遅れるかもしれないからと電話をして北大に急行した。腸の穴の手術までの対応がされていて、救急処置室に入れられた人みたいな有様で寝かされていた。

 11時半ころ、手術の担当医から話があり、手術は3時頃からになる。手術の対応について話された。第一教場行けなくなったので、北村さんに電話を入れて、自主練習をしてもらうようにお願いした。

 手術までの時間も長かったが、手術の二時間も長かった。娘と二人で待っていた。

 5時40分頃終わって病室に入った。そして、手術の執刀医から話があり、順調に手術は成功したという話し。

 そのあと消化器科の担当医から経過の説明があった。内視鏡写真を見せてくれながらの説明。一センチくらいの腫れがある。場所が胃の乳頭部というところで、非常に難しい場所なのだそうです。同じ場所を手術した人の写真も見せてくれた。

 超音波はこの腫れ物の深さを調べるためのものだったという。それで深さ広がりを見極めて手術について決める予定だったという。

 この腫れは、腫瘍ではなく、腺腫で良性のものだという。場所的に手術にはかなりのリスクがあるという。結果として、今は手術が回復したら退院して、腫れ物はそのままにして一年に一度CT検査をしましょうということとなった。

 腸に穴を開けたのは、内視鏡操作のミスなのだから、当然手術費用などは病院の負担になるのかと思ったけれど、駄目みたい。ただ病院の管理委員会?みたいなところに報告は上げてあるので、そちらから何らかの対応があるかもしれないような話だった。

 手術が難しい位置だとか、手術しなくても良いことはもう判っていた様に思う。するとこの内視鏡検査は何だったのだろう。手術が難しいことを確認するためのものだったのか。そんな難しい場所の内視鏡検査を大学院生にやらせたことに疑問が残る。
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家内の検査まだ続いている

2012-12-09 18:39:05 | 身辺雑記
 入院して初めて今日の午前中に様子を見に行ってきた。送っていった時、12階の端の一人部屋で、嫌だといっていた。でも変わっていると思わないで出かけた。最初の部屋に行ったら空いている。それで、部屋の名前を見ながら行ったら4人部屋に入っていた。入院した日、看護婦に話したらすぐ四人部屋に変えてくれたという。入院の時、どんな部屋があるか見たつもりだったが、女性の4人部屋もあったのだ。居心地は悪くないみたいだ。

  検査の進行状態は、CTとMRIを終わって、今日の夕方カテティル検査、そして明日胃カメラの検査の予定との事でした。検査終了後、結果について話がある、その時は私も一緒に聞くことになりそうだ。

 本人は、ほとんど落ち込んでいない。毎年胃カメラの検査をしているので、仮に腫瘍があっても初期だろうと決めているみたいだ。

 そうあってほしいと私も願うしかない。とても厳しい検査がされている。是はこのような場合、皆がやらなければならない検査項目なのかも知れない。それにしても大変なことだ。検査入院で一週間予定してほしいということだったのだから、一週間掛けて検査するのが検査過程として定まっているのかもしれない。であれば、結果はいろいろでひょっとしたら問題なしという事だってあるのだと思う。

 今日の朝の雪撥ね大変でした。予想通りブルトーザーが入っていて、高いところは30センチくらいもあり、車庫の前から家の玄関前までの雪を塀際に積むのです。

 何とか積みましたが、もう一度こんな雪が来たら花畑に積まなければならない。排雪業者が来るまで、あと一週間ほど、降らないでほしいものです。でも、今までが良すぎたのです。

 まあ、その時はその時。

 これから、サッカーを見ます。
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平和教場 終わって帰りからひどい雪になった

2012-12-08 17:54:21 | 身辺雑記
 今朝は雪が降っていなく、午後平和教場に行くのも楽かもしれないと思っていた。12時25分、家を出た。小雪は降っているもののそんなに期になるほどでなかった。

 教室終わって外に出たら、かなりの雪、気温も低く車の窓も凍っていた。

 気温が低いので、路面に雪がつかないので、下のアイスがそのまま現れているのでブラツクアイスの上を走っている感じで怖かった。

 今晩はかなりの積雪になりそうだ。明日、午前中に北大に家内の様子を見に出かける予定なので、10時頃までには除雪しなければならない。

 ブルトーザーが多分入る筈。大仕事になるかもしれない。

 家内から電話があり、昨日CTとMRIの検査をしたとの事、明日はカテティル検査だという。CT・MRIの検査をした後でカテティル検査が入ったとすると一寸気になる。

 月曜日に胃カメラ検査の予定になっているという。腫瘍が多分あるのだと思う。両性だといいのだが、ひょっとすると手術になるかもしれない。

 今心配しても仕方が無いのだけれど、癌であっても初期であってくれる事を祈るしかない。

 これから今晩はフイギュアのグランプリファイナルを見ます。男女ともショートプログラムトップに立っている.そのまま優勝してほしい。高橋君、真央チャン頑張れ!!
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地震にびっくり 

2012-12-07 18:35:04 | 身辺雑記
 予想通り、雪が積もっていました。ブルトーザーが入らなかったので雪はね比較的楽でした。先日の雪、雨で半減していたのも助かりました。今回の爆弾低気圧、海岸部がかなり被害を受けたみたいだけれど、札幌は風も静かで、雪も殆ど積もらない程度の昼間でした。札幌はこの異常気象で、台風、暴風雨、猛吹雪の進路から外れている。ありがたいことです。

 午後は手稲第二教場、今日は7名の出席でした。帰って一休みして夕食の準備をし、一人の食事をしていたら地震がきた。結構な揺れ、しかも長い、食事を休めて様子を伺う。収まってくれて安心したけれど、あの東日本のときと同じような揺れを感じました。心配ですぐテレビをつけて見る。

 札幌は震度3だったのだ。震源地は東北の沖のようだった。津波注意報も出されていた。東北の被災地の人は驚いたこととおもいます。

 東日本大震災の地震の余震なのでしょうか。北海道をこんなにも揺すった割には小さかったのですね。とにかく子の程度でよかった。

 今晩は、フイギュアのグランプリファィナルの放送がある。浅田選手の活躍を期待しています。

 先日からfacebookに顔を突っ込んだけれど、私には全く友達になって欲しい人もいないし、私の年齢みたいな人はいないようだ。
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家内が検査入院  一寸心配

2012-12-06 18:31:37 | 身辺雑記
 家内が先日の胃カメラ検査で腫れがあるということで検査入院を指示され、今日入院した。

 朝から雪の嫌な日でしたが、北大に送っていってきました。部屋が個室でした。とても設備の整った素晴らしい部屋なのですか、一人部屋は嫌だといって落ち込んでいました。この病棟、各部屋の様子を見てきましたが、4人部屋が一つあるけれど、それは男性3名が入っている。他は個室なのです。諦めるしかないのです。

 午後娘が様子を見に行ったはずだけれど、その報告の電話が来ていない。多分明日、胃カメラの再検査になるのでしょう。

 本人も原因がわからないといっている。特別ストレスがあったわけでないし、食事に問題も感じていない、胃カメラ検査は毎年やっている。そんなことでたとえ癌でも初期だろうと話し合っていたけれど、癌だと落ち込むことになりそうだ。

 とにかく、検査結果が問題なしであってほしいと願うしかない。

 午後はカラオケを歌いに行ってきました。晩飯は一人で用意して終わらせましたが晩酌をする気になれなかった。

 報道では道内各地で暴風雪で被害が出ている。停電が各地で起こっている。この寒い時に停電、大変なことだと思う。

 我が家でも灯油のストーブを買っておこうかと話しているうちに、娘が手配してくれ今日現物が届いた。9畳用だというから、是があれば停電になってもしのげるでしょう。後は水の手配をうまくやっておく必要がありそうだ。

 明日もひどい天気みたいだ。ただ、札幌は比較的良いほうかもしれない。でも雪はねを覚悟しなければならない。
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同僚だったO氏の喪中葉書が来た

2012-12-05 18:47:12 | 無題
 次々と喪中葉書が届いている。今日、西陵高校の同僚で、同じ教科を担当していた0氏の喪中葉書が届いた。70歳となっていた。私が西陵高校に赴任した時一緒に着任した方でした。私より13歳も若かったのだ。年下だということは判っていたけれど、歳を聞いていなかった。素晴らしい先生だった。年賀状だけの交換はしていたが、私も退職して20 数年経ち、交流は全く途絶えていた。70歳でとは早すぎる。

 西陵高校で同じ教科を担当していた先生で、私より若い方がこれで四人他界したことになる。

 遅い、早いの差は有るけれど、誰もがたどる道なのだから仕方が無い。私も来年は83 歳、老いは感じるけれどまだ気力も落ちていないし、暫く頑張れるような気がする。

 今日の詩吟の教室「健幸クラブ」での話の中で、私が今是だけ元気なのは詩吟をやっているからだと話したら皆その通りだと納得してくれた。

 肺気腫という病気が判明したのは定年の年、60歳でした。病状は結構進行しているようだけれど、同じ年齢の方と比較するとかなり若く見られる。詩吟で腹の底から声を出すことは、ものすごい運動量なのです。普段普通の運動を出来なくなっているけれど、詩吟がそれを補ってくれている。

 稲苑大学13期で詩吟の仲間を誘った時、入ると約束しながら肺気腫で医者に詩吟のような声を出すのは避けたほうがいいといわれたといって直前で止めた方が二人いました。そのお二人は二年くらいでお亡くなりになった。医者が肺気腫の患者に声を出すのを禁じるのは信じられない。詩吟は肺気腫のリハビリーになるはずなのだ。

 現に私の詩吟の教室に来ているK氏は、私よりかなり症状が進んでいるけれどほとんど休むことなく稽古に来ている。詩吟を始める前は謡曲をやっていたのですが、稽古に通うことが出来なくなり、詩吟に入ったのです。入ってもう14 年経っている。 

 健康のためにも詩吟は役立つのだけれど、入ってくれる方がめっきり少なくなった。詩吟の仲間が出てきてほしいものです。
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午前中北大 午後福祉センター詩吟

2012-12-04 18:34:31 | 身辺雑記
 夜中から風の音が激しかった。起きてみると雨降りです。風のついた嫌な雨でした。

 今日は北大の定期健診日、今回から予約10時になった。9時10分に家を出た。10時5分前に受付をした。今回はすぐ呼ばれるかと思っていたら、何と呼ばれたのが10時45分だった。

 あせりました。午後福祉センターの詩吟があります。11時に終わり、会計を待たないで薬をもらいに行く。薬をもらって戻ったら会計の順番はきていてすぐ終わらせることが出来た。家に着いたら12時5分。

 今までは9時30分の予約、9時過ぎに着いて待っていて、10時に呼ばれることが多かった。今回も9時半くらいに行っていたら良かったのだと後悔した。

 出かけるときの雨は小雨になっていた。朝の雨模様だと福祉センターの詩吟出席がひどく悪くなりそうだったけれど、一応雨も収まったのである程度の方が来てくれるだろうと思いつつ、何時ものように12時45分家をでてセンターへ向かった。

 雨の影響は有りました。でも14名参加してくれました。

 前半は「秋思 劉禹錫」、人数が少ないので、独吟は素読をさせてから吟じさせました。すこし注意も入れました。良い素読には自然と拍手が起こったりしました。

 後半は今日新しく持っていった「心中火 寒山」をやりました。最後すこし時間が早く終わりになったので、こんな時にと思って持参していた「羊が丘斜陽  岳甫」を合吟で稽古して終わらせました。

 一日雨模様の嫌な日でした。しかし、この雨のお陰で昨日までの雪山が半分になっています。今日の雨のリバゥンドで今度は大雪の可能性があるけれど、雪投げが楽に出来る状態になっているのでありがたい。

 もう雪の季節なのだから雪に変わってほしい。そのほうが落ち着く。変な湿雪は困る。停電などの問題は大抵湿雪が原因になる。

 トンネルの天井落下!!! トンネルの上にコンクリートの天井があるとは知らなかった。重たいコンクリの天井・・・何時落下してもおかしくないと思う。設計上は安全なのかもしれないけれど、ぶら下げていている重い天井、支えの老化は必ず起きるし、トンネルを走る車の振動も大変なものだと思う。

 恐ろしい工法に思える。
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手稲第一教場 詩吟

2012-12-03 19:19:32 | 詩吟関係
 昨日の審査会、土曜日に連絡が入って欠吟となった佐藤さん、欠席していた。ご主人がかなり永く入院治療中という話を聞いていたけれど、ひょっとして病気の状況が悪化したのかもしれません。そうでないことをお祈りします。

 斉藤さん、昨日の審査普段よりとてもよかったとほめてあげました。本人も納得の吟だったようでとても喜んでいた。吟宗を受けた三人、朝早くから出かけ、一番最後の吟だったので、吟の時には疲れていて駄目だったという。本当に三人とも何時もの吟と全く違うような苦しい吟をしといた。今度は、副師範の吟題を稽古することにして今日から始めました。

 口岩さん、昨日の吟はほぼ実力どおりだったと思います。今日から吟匠の稽古にはいりましたが、とても安定感が出てきています。

 木下さん、吟調は良くなっている。しかし、まだ腹筋の使い方が出来ていないので強弱のコントロールが出来ない。さらにバイプレーションガ取れない。もう少しの頑張りが必要です。

 休み時間に、年忘れ演芸大会で構成吟「上杉謙信」をやりましたが、午前中の碌峭会の発表の後帰った人もいましたし、ナレーションでは話しきれなかったこともあるので補足を入れて川中島の戦いの話をして上げました。

最後は「京都東山」を全員独吟をし、合吟で締めて終わりました。

 
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定期審査会に行ってきました  今朝の大雪に参った!!!

2012-12-02 19:43:17 | 身辺雑記
 北海道詩吟連盟札幌東支部担当の審査会が教育文化会館で開催された。私の会からは一般受審が9名と本部審査(副師範・師範)2名の11名が受審しました。

 皆頑張ってくれましたが、残念なことに副師範・師範を受けた二人が合格できなかった。是は私の責任です。きちんと受審の準備をしてあげなかったのですから。

 お弟子さんを買いかぶっていたかもしれません。この程度のこと出来るだろうと信じていた。副師範を受けたK君、前回指導で保留になっていて、その経験があるだけに同じ間違いはしないだろうと思っていた。昨日が教室でリハーサルをやってもらおうと思っていたけれど、仕事の関係で欠席になり出来なかった。電話で時間内で出来るようにきちんとまとめておきなさいと話しておいたけれど、結局同じ失敗をしたようだ。

 師範を受審したiさんは、昨日リハーサルをした。心もとなかったけれど頑張ってもらうことにした。ところが、まさかと思った筆記試験で失敗したという。問題集で勉強していて失敗する筈がないと思っていたのだが、問題集にない問題が出たという。

 ふと気がついたのだが、問題集の改訂版が出されていたことを話すのを忘れていた。改訂版を使っていなかったので起きた事かもしれない。これも私がうっかりしていた間違いだ。

 とにかく、お弟子さんに申し訳ない結果となった。

 話は変わります。今朝起きたら何とブルトーザーが入って雪がどんと寄せられている。今の私は肺気腫が進んでいて、力仕事がほとんど駄目なのです。短時間で除雪できる量で無いので、スコップ一本分の歩けるだけの道をつけて審査会に出かけた。

 帰り清水先生と二人で、途中酒の席に寄りますかという話しも出たけれど、雪撥ねがあるので真っ直ぐ帰ることにした。

 帰宅して夕飯を食べてから、車庫の前にどんと置かれていた雪を家の前の塀際に積み上げた。スノーダンプを使えば早いのですか、力仕事になるので、プラスチックのショベルでゆっくりゆっくり片付けました。一時間近くかかりました。10日過ぎに排雪の業者が全部持っていってくれます。それまでにまた雪が来るのでしょうが、今度はゆっくりやれるので心配はありません。

 今日は参りました。
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吟じなければ素読のはずだが、  訓読しなさいという?

2012-12-01 18:06:22 | 詩吟関係
今日の平和教場での話題の中からです。
 このことは何回か話していて、私は常に吟に入る前に素読をしましょうといって私が先導して素読をし、それから吟に入ります。

 たまたま、会員があるところで、「素読だと何の力も入らない棒読みになる」と言われたという。

 詩吟は漢詩の「書き下し文(漢字かな混じり文)」に節調をつけたものです。その書き下し文を訓読するということはどういうことなのでしょう。

 漢詩の原文(白文)に訓点をつけた文を訓読文といい、その文を訓点に従って読むのが訓読なので、これは単に日本語として読むだけなのだからそんなに力を入れる必要も無いのです。いわば、詩吟の素材となっている「書き下し文」は訓読された文なのです。訓読されているものを、更に訓読せよというのはとても変で、私は凄い抵抗を感じる。

 詩吟に節調をつけない読み方は「素読」でなければならない。節をつけないだけで、詩吟に近い読み方をしますので力強くなければならない。

 野球でボールに向かわずにバットを振る稽古は「素振り」で、剣道でも竹刀だけを振るのは「素振り」です。

 漢詩の講座などで、白文を訓読する事を習った人が、漢詩を訓読するという形から、訓読されたものを日本語に書き改めた、書き下し文それが詩吟の素材になっていることを通り越して、漢詩を教材にしている感覚で言っているのだと思う。すなわち「漢詩」があって「詩吟」があるという構図です。

 「書き下し文」は漢詩を日本語に翻訳したものでも有ります。ですから、日本語の詩文を扱っているのと同じなのです。私たちは詩吟という日本の伝統文化をやっているのです。訓読といったら漢文の領域で、詩吟からは飛躍しているのです。

 大きな会です。このような言い方が何の抵抗もなく受け入れられていることが不思議です。

 私が先に所属した二つの流派では、どちらも「素読」でした。私の持っている詩吟の解説書にも「素読の勧め」はありますが、「訓読の勧め」のような書き方には出会っていません。まだこの会に入って幾らもたっていないので、どんないきさつがあるのか分からない。これを見た先輩に怒られるかもしれないけれど、私はおかしいと思う。
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