紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024・日本ムラサキ栽培・裏庭の現状

2024-05-04 20:10:56 | 日記
「昨年、日本ムラサキ・最後の栽培地は、裏庭であった。
今年は野菜栽培と花壇に変貌❣️」



朝方の裏庭全景、手前の緑は小松菜と春菊(そろそろ間引きの予定)左の畝は苺。
もう一畝はトマト、キュウリ、ナスの栽培。


更に奥、ブロック塀際にアスパラガスがある(10年も前に畑から移植)。

ブルーベリー7本、花盛りを迎える。3種類がある。昨年秋に移植。
ヒヨドリが目ざとく、飛来して枝に止まって花を咥えたのには驚いた。
早速、防鳥ネットを張らなくてはならない。急を要す‼️


既に実が大きくなり始めている。
完熟期には熟した順に、毎日紙コップ一杯程、取れるので面倒な事はない。
一度に完熟期を迎えたら、収穫は大変な事になる。


冬越しの日本ムラサキの新芽が一群大きく生育中。半分以上は表の花壇に定植。

芍薬の群生?旧宅庭より根を掘り出し、伏せて置いたのだが・・。
芍薬の根を始めて掘り出して、困惑した記憶がある。
ゴツゴツした形態不明の根で幾つかに割れて掘り出した。

不定形な根は割れて出たが、割れた小片も共に伏せた。
それがそれぞれ皆、芽を出した様だ。葉を見れば芍薬に違いない。


白花スミレ!花は既になく、こんもり大きく育ってしまった。
株分けしようと根元を見ると小さな玉が幾つか付いていて、手を引いた。
これは何なのか不明で、詳細を確認してからと・・・。

他にハナニラは、青から白の遅咲きまで数種類が咲く。
また、サフランは散歩中に路肩で見つけ半分を頂いて庭先に移植。
前記の白花スミレも路辺で、見つけた一株。
  
   「おいてなお めがでるくさに きもそぞろ」
    「どてのうえ ひときわめだつ サフランや」
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2024・日本ムラサキ栽培・花壇へ定植(続)

2024-04-27 20:32:49 | 日記
「花壇は畑の様なスペースがない。小さなスコップ頼りで、身を置く足場もない。」
自由が効かない姿勢を維持しての作業となった。
夢中で作業をして、昨年の比では無いと悔やむ。
昨年は自宅南面の庭の畑の畝への定植で、無理なく定植を終えたのだが・・・。
苗の生育違いもあり、かなり無理な姿勢の作業を強いられた。


冬越しの苗で、地上部の緑は暖かな3月からの新芽苗で葉は頗る小さい。
中には、昨年冬前には発芽せず、今春の2・3月に発芽した苗もある。


秋苗の根は10cmも直伸している。この根を地中に十分に植えるには、
深い穴と掘り出した土の置き場に苦労する。


定植しても地上部は、見失う程のサイズ。
根が活着すれば生育は、かなり良いと思われるが?


この苗は春先に越冬苗箱で3月に発芽した苗。
双葉があり本葉5枚の苗で定植も容易であった。


双葉から本葉が急伸して開いた苗の一群で、植え付け後不安定で、小石で支えたが・・・?
双葉近くで茎をカットする予定だったが躊躇してしまった。
定植の翌日、好天で気温も25℃を越える陽射しの故か? 緑が消えてしまった。左下の苗!

本葉が黒く丸まったのは、遮光ネットをしなかった故である。定植後の鉄則にも気が付かず‼️
ポット苗は多くが活着するが、培土がなくなり・・・・
買いに行けば良かったのだが、昨年の残り培土で定植した苗の多くが消えてしまう。
昨年の残り培土は別の草花に使用したもので、うっかりであった・・・。

老いた身体には、期待に弾む意気が、隠れた疲労の重なりを隠してしまう。
身体の不調の原因は、数日前の意気込みである事に気付かず・・・。
苗の様子も見ず、日々横になって休むのみか・・・❣️

「なえうえて きえるなえあり きもふさぎ」
「うえたなえ あつきひざしに ぬしをよび」
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2024・日本ムラサキ栽培卯月(続)

2024-04-13 19:51:55 | 日記
「それぞれの苗、生育スタート・・どうなることかと楽しみである。」
今年は、通常の春苗の生育に加えて、2年目の苗、鉢栽培の苗、様々な形態で
日本ムラサキの栽培の生育を追う事になった。


まずは、先週の続編、本葉はや々大きくなったがキッチンペーパーを
新しくして丸い小さな、栽培容器に変更した。
苗の根の先端部をわずかにカットして古い組織を取り除く。新根の生育が鍵である。
根が出てこなければ、先に進展した事にならない。


一本足で立たせる方法も困難だったが・・・。何とか工夫できた。
ポットに赤玉土を入れて、そこに移そうと思ったが・・・確信が持てず、思い留まった。


花壇の2年目の新芽の生育状況。根は余り大きくないのではと推測・・?

昨年の紫根からの新芽である。大きな紫根であれば、新芽数は4〜5本も出て、
大きな新芽となる故での推測なのだが・・・・。


4本あるが共に2本の新芽。これをそのままに生育させるか、
1本をカットして生育させるか・・?


鉢栽培への挑戦?鉢の底は浅い鉢(15cm)なので盆栽風栽培・・・なるか ならぬか?
 本葉は既に6枚


この鉢は細長15cm高だが・・・既にそれに気づいたか?
新芽が横に出てきてびっくり・・・?
まずはその後の生育を見守るより他あるまい。本体の本葉は既に7枚 新芽は小さいが5枚。
土は共に最低部に赤玉土中粒、その上に庭土に赤玉土小粒を混入する。

  「せまきにわ よろけるあしで なえをよけ」
  「つえわすれ ころばぬさきに はいはいを」
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2024・日本ムラサキ栽培(卯月)

2024-04-06 20:12:43 | 日記
「双葉からの根を失った双葉苗の回復を追う」
生育不良は致し方がなかった。原因もほぼ分かっているが、全く消えてしまった訳では無い。
後追いして見るのも一興であろうか。


振り返って見ると1月27日の投稿記事からとなる。
多くの種子の発根を得た透明のタッパー容器である。
特に、冷凍種子・氷温水種子・浮種種子等々が発根発芽を見たのである。

2024・日本ムラサキ、睦月 - 紫草(日本ムラサキ)の記
発根種子をポットに移してから、5個の発芽苗が双葉を広げたままで
生育がストップして仕舞う。そのまま捨てれば、何の事は無かったのだが・・・
つい、容器に移してしまった。


本葉4枚5枚目が生育を始める。双葉の傷みが気になる。
双葉と思しき小さな緑が対生で本葉の下に見えるのだが・・・?
緑は、殊の外濃色であるが更に大きくなるだろうか?


容器のテッシュペーパーを新しくして、古い双葉を取り除く事にする。
心機一転と言う、対策である。古い双葉を捨てることで自力での生育に期待する。


古い双葉は丸く萎み、取り除く作業は困難であった。
爪楊枝を差し込み不安定な状況で、何とか・・・OKとする。


指先で摘む事も出来ない。爪楊枝と箸を使っての作業で指先が震えてモタモタ・・・・。
本葉2、3枚目の葉先に傷みが見える。これは古い双葉に接していた葉先である。


因みに双葉に本葉2枚の苗は、根の生育状況は地上部では想像できない生育振りである。

双葉が地上部に出る前に根の生育は凄まじい勢いで成育する。
果たして、どうなる事であろう。
このまま水耕栽培・・・・?

  「しろうとの およばぬことに てだしむり」 
  「さきみえず しろうとなれば はるのなつ」
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2024日本ムラサキ栽培・春の雪

2024-03-23 20:08:58 | 日記
「再三の積雪に見舞われる苗床」
雪は舞っても3月下旬ともなれば、積雪は少ないのだが・・・。
木曜日の雪は10cm近くも積もり、いまだに庭先の日陰に残る。
しかし、雪よりも怖いのは霜柱である。零下5℃以下になると根が抜けてしまう。


苗床のカバーは中々不必要とはならない。朝夕取ったり掛けたりが続く。

庭と言っても菜園の庭である。苺、ブルーベリーが主である。
やはり、キュウリ、トマトのス栽培ペースが欲しいものだ。


室内にて、植木鉢に日本ムラサキの苗が育っている。
長い鉢と、平らな鉢である。これも外で育てたいのだが、まだまだ外には出せ無い。


室内にて育苗中の苗。来週中には出荷を終える予定。
本葉は既に5〜6枚に生育、秋苗である。


ミニムラサキ?中々根が出て来ない。古い双葉は役立っているのだろうか?
捨てるに忍び難く、水をやってしまう。小さな本葉3枚が屹立してきた。


古い双葉を取って見ようか?しかし・・・確たる自信がない。
これ故に育っているやも知れない。発芽後に根を失った苗で、唯一残り生育を続けている。

「おいためで すえなきなえを ひびながめ」
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