紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ・野生地を探す(続)

2024-06-22 19:32:37 | 日記
「自生・日本ムラサキの確認に里山2箇所を訪ねる・・・❣️」
日本ムラサキの種子を野に放って、その後の様子を見に出掛けた。
前回5月下旬に発芽の確認をしてあるので、その後の生育状況の確認である。


倒木の根本、やや不安定な場所・写真黄色矢印の下 辺りにて発芽❣️

10個の生育苗を確認。このA 地点までは、急坂を登る大変さがある。

ほぼ中央の3個・本葉が4枚で重なり合っての生育である。

耕作放棄地のB 地点一隅での生育状況。中央からの発芽は無い。
周辺部に本葉4枚が生育中。土質が異なる故であろう、2本は葉の色・形態もやや異なる?


このB 地点には3〜4個のスポットに播種済みである。
このスポットも中心部には発芽は無く、9本の本葉4枚の苗を確認できた。
それぞれのスポットに多少の差はあるが、皆 発芽苗の生育を確認する。
発芽が混み合うのは、播種の際 種子を無造作に放って手を入れなかった故であろう。

 「ののくさと なりてわれよぶ むらさきや」
  「むだごとと しりつつたずね またたずね」
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2024日本ムラサキ栽培・水無月(続)

2024-06-15 16:19:02 | 日記
「鉢栽培の日本ムラサキの現状」
茎立ちは間近いか? 気を揉む遅々たる生育の日々・・! 

長らくロゼット状の本葉が立ち上がり始めた現状❣️

真上から。本葉も大きくなり枚数も11枚となる。深鉢で25cm。
生育の途中で手を入れ、仕立てて見たいのだが・・・?


こちらは底が浅い鉢で、生育が少しストップする。
培養土を少し差し替えた影響による。本葉数は10枚である。
あえて、底が深い鉢と浅い鉢にして仕立て方の工夫の余地を残したのだが・・・❓❓


苗床から発芽する苗がある。
5月に自生ムラサキとして野に播種した残り種子❣️


13個9cmポットにて育苗中。双葉に本葉2枚の苗である。
花壇のムラサキは肥料不足か、生育不良にて差し替え用となる。


この時節になれば庭先で育苗となるので、気楽な育苗管理となる。

当ブログのログインが厳しくなり・・・漸く開いて、投稿!
この先いつかは、幕を下ろす日が来るやってくると思っていたのだが・・・このままでは・・・
予告無く閉幕を迎えるかも知れ無い・・・・・‼️

永らくのお付き合いありがとうございました。 


「よこくなく とじるぶろぐに にをおろし」 
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2024日本ムラサキの栽培・水無月

2024-06-08 19:39:38 | 日記
「秋苗の開花」
花壇の日本ムラサキの生育は様々である。
春苗は茎立ちの様子も無く・・・。昨年は5/28の定植で茎立は夏至過ぎであった。
今年は 4/17 1ヶ月以上も早い定植だった❣️(気象条件の変化に対応して)


頂花2輪、下には既に結実も見える。草丈48cm。
昨年の根より新芽が出て生育が早かった1本。


分枝4本に結実あり、根元までの本葉の脇には
多数の分枝が生育を始める。


生育不良の秋苗も開花。肥料不足か?
成長する先端部の葉が丸まって開かない。草丈19cmで開花❣️


「閑話・・❓ 」

近くの河川、浅川の堰堤を散歩・・・。

途中で懐かしい草花に遭遇するも・・・。名前が思い出せない⁉️

花弁が黄変して萎む・・。香りの良い花だった❣️

対岸の石組みの堰堤にも見知った草❣️名前は・・⁉️
これも名前が出て来ない・・・。共に名前は良く知っていたのだが・・・?
町中に転居して、老化ボケは急速に進んだ様だ‼️
牧野植物図鑑で「スイカズラ(忍冬)」を再確認❣️
特徴的なもう一つは不明‼️手掛かり無し⁉️

翌日朝食後、食器を洗っていると「ビードロモウズイカ」と
不明な言葉が脳裏を掠める❣️何を意味する言葉か・・・⁉️
もしやと、ネットで「ビードロモウズイカ」を検索‼️1発でピッタリの画像が出てきた❣️
一晩寝ている間にも脳内では記憶を探し続けていたのだろうか❣️

  「たのむべき のうないそしき おいてなお」
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2024・日本ムラサキ栽培・花壇にて

2024-06-01 21:17:37 | 日記
「花壇・その後のムラサキ」
花壇の管理は忘れた訳では無いが、いや❓忘れていた‼️
とんでも無い状態に陥っていた‼️
大切なことを忘れていた様だ。苗の定植時に遡ってのミスに気付く‼️


苗が枯れ始めたのだが、気付いての対応が間違っていた。
枯れる理由は、強風と西日の乾燥かと思い遮光ネットをサイドに張る。
気温も25°C以上の日々が続いた故でもある。


黄色のマークの苗は同様な状態である。
定植では最も最後の苗で育ちも悪かったのだが・・・?


根元を掘り上げて、庭土を入れて肥料を添え元に戻す‼️

庭土は定植が始まる頃に篩って用意してあったが、使う事を忘れてしまった。
ボケはついに我が身となった様である。


この苗の生育力も気になる。それは全体を通じて共通している。
それは、花壇に入っている土は間砂土で、肥料をかなり入れなければならない筈であった‼️


定植の始めの苗は生育も良く、茎立ち間もない様に思われる。
これは定植時に肥料添えて各苗を定植していたのだが、2回目から忘れていた様だ


「つかうはず つかいわすれて ぼけをしる」
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2024日本ムラサキ・野生地を探す

2024-05-25 20:17:13 | 日記
「むらさきは元来、野生の植物で山野に生ずる多年生草本・・牧野植物図鑑より」
根を薬用とし、また紫色の染料として根を採るために栽培されて・・・。       
栽培地を離れ、庭先にて栽培する身になってから、密かに考えている事がある。
『野生に戻して・・・自生地ができたら・・⁉️・・と❓』
この植物を如何に楽しむ事が出来るかを、探す手段でもある


自生出来る場所探しは、陽気に誘われて4月中旬頃からスタート。
この場所は、最初に借用した畑である。春先から晩秋までの半年だった。
蓼藍の栽培が主だった。翌年から自宅近くの耕作放棄の畑に移動。
疎林の下に僅かな平地であるが落ち葉が深く、断念?


上の写真の疎林の上にある畑地が切れる角地でガードレールとカーブミラー
大きな榎の下にオートミル?カラスムギ⁉️


クズ、フジツル、ブタクサ等々、敵は多いが・・・⁉️
最も期待できそうな場所・・❣️
試しに種子を播いてみる。6月の雨の後の発芽に期待❓


里山の急斜面、崖崩れ防止の整備工事 跡地。下には民家が並ぶ。
くの字型に数段のコンクリートの壁面の危険地域。
エノキの大木が倒れて根元が土を抱いている。
その上に種子を播いてみた。黄色のマーク内。


5月下旬、双葉3粒の発芽を確認❣️
帰路、1m以上の大きな蛇・アオダイショウに戸惑う。

「ひみつりの たくらみあかし そでにされ」
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