紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)新芽苗の紫根

2016-04-18 20:26:44 | 紫草の栽培

 「新芽苗の紫根を調べる」

 新芽苗は昨年秋口に発芽し、冬に向かう季節に生育した苗である。
 冬場は室内で、本葉が4~5枚あたりで葉が枯れた。
 しかし、根の健在を信じて時々水分補給をする。

 今春3月末から4月に枯れ葉の中から新芽を出し始めた。
 しかし、生育はマチマチで伸び悩みの様子が見える。




 根を確認する必要があるようだ。



 赤い根が見えて来ると安心する。予想通りである。



 しかし、新芽は見せながら根が黒く今後の生育が危ぶまれる苗もある。
 冬場の水分補給が少し多かったポットかも知れない。




 これも新芽は出したが根は白く、細根の生育が見られない。
 先端のわずかな根の生育が頼りである。新芽がそれを助けてくれるだろうか?




 新芽が開いた苗の紫根である。
 太さは爪楊枝を越える太さで、細根も多く今春発芽した苗とは比較にならない。


   「せいかしか ひとさしのみず くろいねに」

コメント
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