「水分補給過多による発育不全」
植物に取って水分補給は欠かせないが、程度が不明である。
鉢やポットで育苗中の苗に、どの程度の水分補給したら良いのだろう。
紫草はその点、かなり気を使う必要がある。
水分補給過多で生育が遅れた苗、気付くのが遅かった。
生育不良は別の原因も考えられるが、水分過多は紛れもない。
水抜きの為に赤玉土大粒を入れる。
気温差で水分が多いと表面が濡れて見える事がある。
そんな時には赤玉土の大粒を入れて置くと水分を吸収してくれる。
培土に因り保水力に違いがある。
それ故、異なる培土を使った場合には育苗ポットへの給水は一様にできない。
表面に赤玉土の細粒を敷いておくと乾燥具合が判るが、給水は急ぐ必要は無い。
どちらかと云うと乾燥には強い。表面が乾いてもわずかな湿気で生育する。
気温が低くて、陽当たりもなく、水分過多の場合は致命的となる。
一晩で伸びた根である。育苗ポットへ伏せる。
種だから、播くと云っても良いのだが、これは根なので根が下になるようにポットへ・・・。
気を付けないと根が地上に伸びて来たりするのである。
「むらさきを こきすぎしひび みちずれに」