紫草(日本ムラサキ)の種 選別ムラサキの種、浮種を選別する。今年は種の採取判断が難しかった。10月の気温が高く、花の終わりが曖昧で、再び咲き出す株もあり、見るからに先端の種は未熟で小さいままであった。株の......
「年末の発芽を計画」
年末を前に、浮種検査で不合格品扱いの2次、3次選別の種の処置を検討する。
その根拠を見つけなくてはならない。
既に、被害種の発芽試験で結果は、おおよそ見当がついている。
11/30朝、発根を確認する。3次選別で保管中の種である。
右側の種が2次選別の種で、発根を確信していたのは右側であった。
この種は2014年採取の残り種で、種の発芽維持力を確認して見た。
全く、発芽の兆しはない。
昨年2015年産の種は新種の出来る頃まで細々と発芽を続けていた。
この結果を見ると、種子を採取した秋の発芽力が最も旺盛な発芽を見せて、
翌年秋にはポツリポツリの発芽となり、新種に種の維持を委ねている様である。
12/1 左の3次選別の方に発根が続き4個を確認し、育苗ポットへ移す。
種の色で実り具合を選別出来るかと思ったが、どうも違う様だ。
「かくしもつ いのちのちから みいだせず」