「紫草の雪中保存ポットの発芽」
数年振りの大雪で、雪中に保存したポットの取り出しに苦労したのは
10日程前の事である。
室内に運び込むと、冷え込んだ40個のポットは室内温度を
下げた様子であった。
2月初頭には発芽が始まるのではと、待つ事10日。
約束を違えずに、発芽してきた。
しかし、各ポット全てと云う訳ではない。
好条件に恵まれた種ののみ、とも云える。
ポット内でも種の位置は微妙に異なる。
上に覆った赤玉土の深さも一様ではない。
整えた苗床に種を播けば良かったと、急いだ判断に反省頻りである。
待ちきれずに発芽して来る時期ではない。外は真冬日の日もある。
外はまだ多くの雪で別のポットはその下である。
各ポットには5粒の種を播いたが3粒は発芽して欲しいという願いがあった。
つまりは、発芽しない種を想定しているとも云える。
また発芽しても発芽時期が、かなりズレる事も、その後の育苗に問題を残す。
「やくそくを たがえずでたが ほうびなし」