紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・越冬の苗

2020-05-23 14:43:22 | 薬草・薬用植物
「畑にて冬越しの苗を発見」
昨年の春彼岸に新芽を見た苗床の苗は、今年、壊滅的な現状である。
定植時期も近くなり、最後に残るは筒栽培の整備である。
20個の筒があるが、中にはわずかに土が入っているだけだある。
投入用土の準備に一汗流す。筒を並べ直して新芽苗を発見。
8個の筒には、半分以上の土が入っていた。そこに秋苗が移してあったのだ。
筒はプラダンに黒マルチを巻き付けた手製の代物である。


これだけ筒の上に顔を出しているのに気付かなかった。
2本立ちである。


隣の筒である。芽は小さく数日前の新芽か?

黒のマルチが集熱力高いと思われる。

塩ビ波板の筒である。これは土が少なく、かなり深い場所である。
越年の苗は発芽とは言わず、新芽と呼んでいる。
室内で育苗中の発芽苗と比較して見ると一目瞭然の違いがある。


部屋から出して庭先に並べて、陽射しに当てて定植を待つ。 

苗総数は350個+𝜶である。天候不順で定植時期に躊躇している。
例年6月1日前後が当地では無難と判断している。
昨年は、ほとんどが畑の苗床であったので特に迷いは無かった。
ハウス栽培であれば、こんな心配や迷いは無いであろう。

    「いつになる ひとりだちする しこんなえ」


コメント
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