紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・2022葉月(8月)

2022-08-06 22:29:23 | 日本ムラサキ栽培
「遅れた生育と食害被害」
日毎の降雨と高温気象は植物にとって、凄まじい生育を促進させる。
キュウリなど取り忘れると、翌日はお化けキュウリとなってしまう。
ポット苗を定植した畝は生育が最も遅れてしまった。


定植時期が最も遅れた事が最大の原因でもある。
畝の中で、食害を受けた場所がある。葉が一部を残し、大きく切り取られた様になっている。


数本が同様な食害を受け、犯行の主は不明。虫であろうが・・・・
近くに姿は見当たらない。ハムシの食害を受けた事あるが、丸い小さな穴であった。

 
数日後、何の事なく生育して花を付けていた。
草丈、27cmに生育。分枝は下から5本。


同様な被害にあった茎は、草丈33cm、分枝は7本が伸び始めていた。
食害、何のそのである。


これは、新芽なのか?分枝なのか?不明だが別の野草では無さそう・・。
主茎は草丈60cm以上で開花。主茎の根元は、そろそろ木質化に近い。


これは2本が根元から出ている。共に畑の苗床の12月播種、早春の発芽苗である。
発芽時に2本立ちで発芽して来る苗は時々見かけるが・・・既に定植された茎では初めてである。
草丈53cm、主茎の分枝は8本が出て内2本には結実種が付いている。

生育期間は今月を含めると、まだ3ヶ月間ある。
今後の気象状況によるが遅れた苗の生育も挽回出来そうである。
畑全体の雑草が日毎に伸びて凄まじい状況である。

残念ながら、人間は雨水や高温気象で元気になる事はない。
ひたすら適度の条件下を求めて、休むのみである。

   「あめかぜに あつききおんを しのぐなつ」
コメント
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