紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・長月の生育状況

2022-09-17 14:32:24 | 日本ムラサキ栽培
「発芽後13ヶ月目、2年目の生育領域に入った」
日本ムラサキの栽培サイクルを秋苗に変更してから、2回目となる。
昨年8月末に発芽した苗を畑の苗床に植え替えて、2年目の生育状況である。
12〜2月の休眠期間を経て、今春3月には新芽が出て13ヶ月目の生育となる。

参考「厳寒を凌ぎ切った日本ムラサキ」2022-03-12 16:11:49 | 日記
参考「日本ムラサキ・秋苗新芽の伸長」2022-03-19 15:37:34 | 日記

後2ヶ月、15ヶ月目の紫根の生育は尋常なものではなかった。
参考「試煉の紫根掘りに、驚きの紫根収穫!」2021-12-04 18:41:59 | 日記
参考「好天が続き、本年産の紫根の収穫を始める」2020-11-21 15:58:23 | 染料栽培
2020の記録と比較して見ると愕然とする。
参考「どうして、こうーなるね(根)~?」  2020-11-27 19:15:00 | 染料栽培


3畝あるが、ポットにて育苗した苗は定植が後回しになって活着が悪かった。
マチマチの生育状況で、現状では最もは寂しい生育状況である。
分枝数が少なく、大きな紫根の期待も出来ない。
それでも40本程が生育して、・・・・紫根堀りも後回しになる事だろう。


遮光ネットを防風ネットに用途変更。ネットに囲まれて生育中のムラサキの現状。
この畝も、途中で枯れる苗ありで精彩はない。
参考「忘れていた栽培の基本条件」2022-07-23 21:31:43 | ムラサキの栽培


高温多湿状況(今まで当地では余り心配はなかった)マルチ撤去も、時既に遅きであった。
多くが盛んな生育を見せる箇所では分枝も多く、草丈は80cmを越えてきた。
分枝が長く、また分枝から分枝が出て種子を付けると一抱えの株の様相となり
紫根の生育は、昨年同様の収穫が期待できるのだが・・・・。


根元はまだ7〜8mmで、緑が残る。1cmを超えると木質化してくる。
根元の緑が消えて、木質化してくると分枝は更に伸び紫根の生育に期待大となる。


生育を自然に任せてしまった畝である。手入れ不足が悔やまれえる。
草丈が急伸、2段目の通し支柱を入れておけば・・・・・
こんな荒れた状況には成らなかった?
枯れ葉の分枝はイラガによる被害と思われる。
葉は枯れたが雨が続いた後、枯葉の先に茎が伸び続ける。
葉を広げ、花を咲かせて元気に回復しているのには驚いた。
なかなか、日本ムラサキは強いものだと感心する。


横に傾いた一抱えの分枝を紙紐でまとめて支柱に固定して生育を見る。
横向きの分枝の先が上を向いて、花を咲かせている。草丈は99cm。


根元は5〜8mm程の3本立ちの株であった。3本を1本にすれば1.5cmに該当か?
まだ若干、緑を残しているが紫根サイズはどうであろうか?
分枝が多いので紫根も並のサイズではないだろう?

「いつになる いつまでできる しこんほり」
コメント
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