紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)室内栽培

2016-09-17 17:30:07 | 紫草の栽培

 「室内の紫草、その後」

 室内で栽培を続けている紫草の草丈は40cm。
 窓際の日差しのみで、直射日光を浴びる事も無く、無肥料である。
 第1花(6/25)を見てから3ヶ月である。



 2鉢あり、小さな紫草は本葉10枚まで生育するが、花は来年待ち。



 結実した第1果である。実の付いていない蕚がある。
 第2花で受粉作業ができなかった故である。室内に蜜蜂や蝶はやって来ない。




 最後の結実である。2粒の結実は4個目。




 花は17個開花し、2粒果4個、1粒果5個、無果8個であった。
 分枝は2本で赤玉土のみに依る栽培結果である。無果8個は筆に依る受粉作業の手落ちである。
 鉢に依る室内栽培は2年目の方が茎立ちも多く、賑やかに楽しめるかも知れない。
 鉢を大きくし、培土も肥料入りにすれば大変なものになるであろう。
 
 しかし、やや質素に見える紫草は日本ムラサキの自然の姿かも知れない。



   「ひそやかに みえてあわれも むらさきや」
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