「自宅庭先、栽培装置の栽培結果その後」
「むらさきの ゆくすえあんじ そらあおぐ」と案じた通りの現状である。
20本の内、開花結実したのは4本で漸く開花1本、蕾が付いて間もなく開花が1本。
結実した4本も分枝は2〜3本で、室内で無肥料の鉢栽培と似た様な結果である。
原因は、やはり栽培装置の設置場所が問題であろう。
苗を移植してから、1ヶ月後にその事に気付いたが、移動も出来なかった。
奥の列ががブロック塀である。
ブロック塀よりの列は、春遅くまで残雪がある場所に近い。
草丈11cmが最大で2〜5cmの生育にとどまる。
葉はロゼット状態を何とか脱したかと云う状態である。
次の写真は右の列がブロック塀よりである。
塀際の列、本葉の数は15枚、10枚(2本)、7枚、5枚である。
蕾を抱えるには、ほど遠い草丈である。
葉はそれなりに大きく生育しているのだが、相変わらずの姿を保つ。
残り種が発芽してくるが、それも緑が少ない。
本葉は冬場のロゼット状の葉とは異なり、幾分かは広げるが丈が伸びない。
移植苗は1本であったが、残り種が発芽して来て3個も生育するが、
幸か不幸か、丈伸びず。
開花結実した4本も開花数に比して、種子数が少ない。
結実本数4本、開花数154個、種子数71個、46%で50%に満たない。
この原因は、開花期が遅れた事と虫が来ない事に原因がある。
開花本数が少ない事も1因で、虫を呼ぶ花の香りが希薄なのではと推察。
また、蜘蛛が多く発生して花に虫が近づく事ができないと云う事態も
無関係では無いとあらぬ憶測をしている。
気が付くと蜘蛛の網が至る所にある。
女郎蜘蛛であろう。考えてみれば蜘蛛退治をした事は無かった。
蜘蛛の巣を払いのける事ぐらいである。
まさしく、女郎蜘蛛である。蜘蛛の駆除はどうしたら良いのだろう。
この蕾はどこまで開花する事であろうか、後1ヶ月である。
開花期の1本、更に遅れる蕾の1本。そろそろ、黄色い葉が見え始めた。
別の栽培場所、自宅より5km程南の市内住宅地より2ヶ月近く遅れている。
筒型タイプの栽培では、生育がやや遅れ気味である故、生育不全に輪をかけた結果となる。
幸いな事に、紫草は宿根の多年草である。冬越の方法を検討すれば
来春、2年目の生育が期待出来る。
「さかぬなら さくまでまとう むらさきや」
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