紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、苗の移植

2015-06-09 20:12:35 | ムラサキの栽培

 梅雨入りを待ってムラサキの移植


今年は既に3週間前、越年の苗の移植を終えている。残りの畝2列に約50本を移植する。



本葉3枚、4枚の幼苗である。小さい苗は移植作業は極簡単に済んでしまう。深植えに注意したぐらいである。



発芽後間もなく双葉のうちに薫炭入りの用土の苗床に移植してその後の生育を待った。双葉も大きく、本葉4枚組、3枚組とがある。生育期間の違いはまだ本葉数となっているが共に赤い根があざやかである。


苗床から新天地、畑での生育の日々を送る事になる。心地良さそうに見えるがこれからが大変だ。まだ畑にはマイマイ蛾の幼虫が這い回っている、ヨトウムシも地中で待っているかも知れない。明日の日差しは強い様である。早速に遮光ネットを張ってやらねばなるまい。

そう言えば、野ネズミの駆除にも手を焼いている。昨年害虫被害とばかり思っていたのだが大根、ニンジン、ジャガイモ等傷が多いのは、どうもネズミに味見をされた形跡と見て良いようだ。
紫根が大きく成長し、年を越し早めに種を収穫する予定のムラサキが、花を付ける前に突然枯れて根元を見ると大きな穴、紫根がそっくり消えていた。野ネズミに紫根の味を覚えられ食べ尽くされてしまった。
  
「のねずみと しらずにすごし きつねまち」

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