紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・2023如月の生育

2023-02-04 20:02:59 | 日本ムラサキ栽培
「ポット苗、水分補給の限界に対応」
室内温室状況での育苗の課題は水分の補給である。
つい、ポットの表土が乾燥すると給水をしてしまう。
10°C以下の環境で元気に生育していた苗を幾つか傷めて失った。


水分補給の限界点に達した苗。

ポットを水を入れた容器に入れて下から吸水させてみた。
翌日には、元気になって双葉を広げ本葉を見せてくれた。


約20ccの吸水であった。予め乾燥時にポットを計量すると50gであった。

元々、ポットの培土はマチマチで赤玉土の混入も異なっていた。
培土を丸棒の先端でしっかり押さえたポットもある。吸水力もマチマチとなった。


給水を待つ事7日間、そろそろ限界時かと補給する。
20ccをフィルム容器でポット上部から灌水する。吸水のジュッーと言う音が乾燥状況を知らせてくれた。


翌日には充分な給水量を得て、良き緑色の葉となった。
次回は1週間後の目処がたった。

   「がまんして ねをはりもとむ みずきたり」

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