紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ栽培・霜月(11月)

2024-11-02 19:37:02 | 日本ムラサキ栽培
「最低気温5°Cを記録、間も無く霜の降りる時期となった」
庭先の秋草は倒れ伏し、黄ばみを見せて来た。
日本ムラサキは霜が降りてもすぐに黄変する事はない。
葉の表面の微細な毛が保護してくれるからである。
しかし、更に気温が下がれば地上部は黄変して枯れる。


冬越しを控えている苗床の日本ムラサキの苗。
播種後間もなく発芽した苗は、頗る元気である。本葉は6枚の生育振りである。


発根試験で取り上げた種子の生育は、本葉の兆しを見せる所まできた。
既に根は地面深くまで伸長していると思われる。
厳寒の程は分からないが、何とか越冬できるのではと願うのみ。


種子採取後の分枝、先端部を水に指して2週間。
先端部の膨らみは???ひょっとすると蕾❣️だろうか❓もしか開花へ・・・❣️
葉の表面は葉先向かって細かい毛が密生していて、葉先からは逆刺となっている。


鉢栽培から露地へ定植した1本で草丈70cm。
まだ、開花中❣️種子も多いので霜が降りてから種子を採取予定。


平底の植木鉢から、露地へ移した苗。ハムシの被害が痛々しい。
水分過給で、瀕死状態の苗であった。枯れずに何とか来年への命脈を保った。
2年目に期待せざるを得ない株が多いのは、栽培者の体調不良である。
紫根の収穫は来春でも、OK なのだが・・・染色作業への気力が消えつつ・・乏しい⁇
激痛は消えたが、左膝の痛みはまだ続く。来春には全快を期しているのだが・・・?
反対にブログの納め時になるやも知れず・・

     「らいはるを きするまちがい このよわい」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024日本ムラサキ秋苗の発芽(... | トップ | 種子採取後の分枝切口から発... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本ムラサキ栽培」カテゴリの最新記事