紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

種子採取後の分枝切口から発根あり

2024-11-09 19:54:57 | 日本ムラサキ栽培
「種子採取後の分枝切り口より、新根の伸長に驚き❣️」
日本ムラサキの種子採取は、ほぼ終了。
分枝の先端部にはまだ花があり、未熟な緑色の種子が残る。
この種子を完熟に出来ないものかと思案。種子選別で未熟として廃棄分別した中から
発芽した種子を確認した故でもある。


分枝の先端部、花が咲きはしないだろうかと、まさか❣️
期待を込めて小さな壺(自作)に差して3週間目❣️花ではなくて、根が出てきた‼️
分枝切断部から白くて細い根が伸長している。驚きの発見❣️


2日後には、白い根は薄いピンク色になる。
土の中では赤い根である。根の長さは28mm。今後の生態を追う事になる。


同じ小壺に、緑色の種子付きの分枝を挿してある。
今まではこのまま、廃棄していたのだが、完熟種子への期待である❣️


ならば、と花付きの緑鮮やかな分枝を纏めて挿してみた。
緑色の種子はともかく、完熟に疑問符の種子にOK判断を得たい。


ビーカー2個に各10本 計20本。
分枝切り口からの発根は、上部の生育の必要性からと考えるがどうであろうか。
この室内では最低気温は20°C以下にはならない。しかし、根が増えたら⁇
やはり、ポットの土の中で根は育てたいものだ。 

  「このくきの いのちのさきに なにがまつ」   


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