The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

05’ ヴォルネイ ルシアン・ボワイヨ

2010-05-06 20:10:55 | ワイン
連休前のヌッフ行脚で、ギスレーン・バルトを飲んだ事に触れましたが、


以前の造りとのスタイルの違いは、結婚相手の『ルイ・ボワイヨ』の影響ウンヌン・・・


と書き込みました!


その後、小人町のBVでご相伴に預かった3本のワインの中に、そういえば


05’ヴォルネイ ルシアン・ボワイヨがあったのを、今思い出しましたんですね・・・


『ルシアン・ボワイヨ』は1970年頃より、ルイと弟のピエールが引き継ぎまして、


現在まで至るわけですが、2002年にルイはその『ルイ・ボワイヨ』を興し、


袂を分かったわけです!


そのルイとは、ギスレーンと一緒になったルイでして、


実は同じ日に、そこのブルピノをご相伴に預かったのですが、


これはマッタクの和らぎのブルピノ!フィネスを絵に描いたような代物であったんですね!


で、今回ルシアン・ボワイヨを飲みまして、袂を分かった理由もナルホドと思いました。


このドメーヌが、いかに長熟系のヴァン・ド・ガルドでタンニン豊富、


しかも痛烈なスパイス感と大地の雄々しさをも持ち合わせる、


テロワに忠実な、極めてクラシックな造り手であることを、再認識した次第であります。


ある意味、充分に飲み込みませんと、このドメーヌの良さは分かりにくく、


もし5年のあいだ、マッタク存在すら忘れて、


セラーの奥底で、そのワインを放置していた、ラッキーなワインヒートのみが、


予想外の、恩恵を受ける事になるのでしょう。


とにかく、ACヴォルネイを鑑みれば、アペラシオンを飛び越えた、


凄まじいワインではあります!


兄弟のルイとピエールは、ソレゾレの道を突き進んでいる、ということでしょう!


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05’ヴォルネイはここで↓


さて、5月のワイン会の事など・・・

2010-05-06 07:16:06 | ライフ
本日やっと連休も終わり、砂漠に迷い込んだ後に、発見した泉の水を欲するが如く、


仕事をしたいという、欲求が異常に高まっております!


高まるテンションを押さえつつ、冷静に、そして確実に、


クールに、目の前の仕事を、こなして参る所存であります!


さて、5月は当方のカテドラルにとりましては、ワイン月間なんですね・・・


5月9日の日曜日午後8時からの『オテル・ドゥ・ヤマダ』!


そして5月15日の土曜日午後7時からは『ワインとキュイジーヌの夕べ』


が開催されます!


まずは、登録の皆さんはご油断無きようにお願い申し上げます!


寒い春と思いましたら、急な気温の上昇です!


皆様体調には気をつけて、ご自愛いただきたいと思います。