The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

戦闘(バタイエ)という名のシャトー!

2010-05-14 19:31:00 | ワイン
ともかく、こんな形で2005年物のグレイト・ヴィンテージのポイヤックを、


ご相伴に預かれるとは、思いもよりませんでした!


それは先日のKKでの食事の際に、ヴィレーヌのACブルピノ・コートシャロネーズから、


00’物のシャトー・ルーヴィエールを頂いた後に、登場したわけです。


2005 シャトー・バタイエ ポーイヤック


メドック1855年の格付けで5級のシャトーにして、


ボルドーの大シッパーのボリー・マヌー社のカスティジャ家の所有!


高校の社会の世界史を思い出しますが、14世紀の100年戦争で戦場となった場所に、


そのシャトーは存在するとの事・・・


ですから、英語では『バトル』、フランス語では『バタイエ』となるわけなんですね!


さて、2005年はたかだか5年の熟成期間で飲める状態になっているのか?


そんなワタクシの心配をよそに、タンニンまろやか、果実味イキイキ、


酸度は抑え目、そして香りは馥郁としてゴージャスなんですね・・・


実にウマイ!


これが、グレート・ヴィンテージの凄みなのでしょう!


ハタシテ、第一次賞味期間なのか?それともこのまま突き進むのか?


いずれ、興味の尽きない『バタイエ』ではあります。