The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

酔いも吹っ飛ぶブルピノは?

2010-05-27 22:26:30 | ワイン
M野邸でサンザン飲んだ挙句に、BVに立ち寄らせていただきました♪


本当のところ、何をのたまわったのかも、サダカでありません!


そんな中で、ご相伴にあずかった、その造り手・・・


ジュブレイ・シャンベルタン村に居を構える、ルシアン・ボワイヨなんですね・・・


以前05’ヴォルネイをご相伴に預かりまして、それも話題に取り上げましたが、


今回のACジュブレイ・シャンベルタンも凄かった!


袂を分かったルイ・ボワイヨとは、味わい的にはマッタク別物!


タンニンの砦がそそり立つ、言わばマッチョの王道を行く、


極めて男性的なブルピノの、見本のようなワインです。


その日のジュブレイも、目の覚める、言わば『スパイス爆弾』!


アントニオ・I木の張り手を食らったかのような、衝撃でありました。


真夜中なのに『肉食いて~~!』


そう思ったのは、ワタクシだけではないでしょう・・・


1995 シャトー・カデ・ピオラ サンテミリオン・グラン・クリュ

2010-05-27 19:08:08 | ワイン
サンテミリオンの中堅の造り手で、ミディアムなボディーの味わいを楽しめ、


もしそのワインが、上手い事・・・そうですね、例えば15年の熟成期間を、


見事な熟成曲線を描きながら、ここまで来たとしたら・・・


ソレは、そそられるワインの一つ、となって当然でしょう。


総会後の懇親のつもりで、飲み始めたはずでしたが、


いつの頃からか、乗りに乗ったI先生の聖誕祭のお祝いの流れで、


その内にアレヨアレヨデ、思いもよらなかった95’カデ・ピオラのお出ましが決定し、


ワタクシも、その珠玉のワインをご相伴に預かれる事となりました!


甘いオークにリコリス、更にはミネラルをタップリ吸い込んだトップノーズに、


熟したカラントとセミドライなプラムのアロマを堪能できます。


グラスで待ちますと、僅かに立ち昇る森の下草や、オリーヴの実のニュアンスが心地よく、


これから待ち受ける、サンテミリオンの石灰岩の北の丘に聳え立つ、


瀟洒なシャトーから造り出される、流麗な舌触りの果肉の味わいを、


容易に想像できるわけです。


すなわち、適切なタンニンを感じつつも、ミディアムなフルーツで、


加えて伸びやかな味わいなんですね・・・


酸度が低く、僅かに甘みが勝りますが、モッタリ感は微塵も無く、


むしろスタイリッシュで、余韻もボルドー魂の琴線をもクスグルもの・・・


そんな、1995年 シャトー・カデ・ピオラ!


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