The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

モーム ACブル・ピノはイチゴ系?

2010-05-07 23:23:57 | ワイン
体に優しいブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、


最近とんとお目にかかる機会が少なくなりました。


ジュブレイ・シャンベルタン村の造り手で、マジに美味しいマジの造り手♪


ドメーヌ・モームの2006年物のACブル・ピノを、


極最近ですが、KKでご相伴に預かったんですね・・・


これが何と、カラダに癒し系の優しいブルピノでして、


アロマはイチゴ系にミネラルびっしり系、味わいはエレガンス極まりないバランスでして、


ブルゴーニュ・ピノノワールのスパ&リゾートって感じでしょうか?


疲れ気味で、ガオっている時などは、このタイプのブルピノが、


カラダに染みてくるんですよね・・・


おそらく、少しの待ちで、更に複雑なニュアンスが立ち上がって来るのでしょう!


ココの造りが、このスタイルに微妙に変化してきたのは、


先代のベルナール(この方はディジョン大学の生化の教授とのこと)から、


今の当主のベルトランに代わってからなんですね・・・


新樽の比率を控えめにし、ピジャージュの回数も減らし、醸しも緩くしているようです!


好き嫌いはあるのでしょうが、有ってしかるべきブルピノでしょう・・・