釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】浅草でランチと竿と包丁と

2023-12-20 06:08:00 | 日記
10月に出張にかこつけて高松・高知・松山にかみさんと四国漫遊旅行をした時のじゃらんポイントが12月末で消失しちゃうとのこと。

5,000円相当のポイントだから消失させては勿体ない。
急ぎ使わないと、と申し込んだのはホテルのランチ。

幾つか候補がある中から選んだのが浅草東武ホテルのランチ。
和食と洋食の好きな方をチョイスできるのがポイントね。

週末にかみさんと行ってきましたよ。


(浅草東武ホテル。)

浅草東武ホテルは東京メトロと東武浅草駅の目の前。

駅を降りた所から外国人観光客の方々が多くて、こちらが外国旅行に来たような錯覚を覚えるほど。


(こちらがレストラン。)

3Fでエレベーターを降りたら直ぐがレストラン「壱之壱」。

案内されて、メニューからメイン料理を選ぶ。
メインは洋食3種類と和食が2種類。
かみさんと2人で同じ和食のをチョイス。



前菜は燻製鴨のコンポジション。

鴨肉好きなんでペロリ。



茶碗蒸し。

この優しい味にホッとするね。
この歳になると体が洋より和を求めるのよ。



メインは美味覚遊膳。

様々な料理を少しずつが嬉しい。
ごはんと味噌汁もいただくけれど、男性にはこれで腹7分目くらいかな。



そこでデザート。

ワゴンで運ばれてくる7種類から3種を選べる。

洋梨のタルト、スフレ、紅茶プリンをチョイスし、コーヒーをいただいて腹8分目で満足。

美味しかったです。

ランチを終えてホテルを出たら、ホテル裏手にある雷門へ。


(半数くらいが外国人。)

雷門は観光客でごった返しているよ。
提灯前で多くの人が記念撮影している。

仲見世通りも人が溢れている。
外国の方々はあちらこちらのお店に引っ掛かって楽しそうだ。


(この人よ。)

異文化の興味をそそる品々が次から次に並んでいたら、そりゃ外国の方々はテンションがアガるよね。

日本人でもアガりますよ。

(宝蔵門。)

(煙にたかる人々。)

常香炉では人が集まって煙を体のあちこちに手繰り寄せて効果を賜ろうとする。

外国の方々も分かっているようで煙にたかってますよ。


(お寺だけど拝んでみる。)

本堂でお賽銭を投げて柏手はせずにササッと拝む。

御朱印を貰いに行くと、ここにも外国人の方が御朱印帳を手に並んでおられる。

日本の文化を理解して楽しんでおられるようで、何だか嬉しく感じますね。

浅草寺を後にしたら、かねてから行きたかったお店へ。

浅草寺から徒歩15分。


(ここです。)

浅草釣具。

釣り人の中では有名なお店。
安さで評判で、専用コーナーがあるくらいフグ釣りにも力を入れているそうだ。
ようやく来ることができました。

フグコーナーで、手持ちの在庫が少なくなった金メッキオモリを探すと、丸型はあるもののナツメがない。
店員さんに聞くと、ナツメの金は製造停止になっているとのこと。

「今だと800円くらいで売らないと割に合わないんですよ。」

だからどこの釣具屋に行っても見かけないのか。
今持っているのを大事にしなきゃ。

折角だから丸型の10号と8号を購入。
金の三徳針と丸海津もあったからそれも購入。


(こちらが金尽くし。)

更に竿は何が置いてあるかなと見たところ、サクラの新製品がお値打ち価格であるではないか。
店員さんに見せてもらいつつ竿の話をすると、今使ってるシマノのAllegroは販売終了になっているそうだ。

ならば大事に使わないと。
メイン竿を新しくしても良いかな。

で、サクラの竿が調子が良さげなのでかみさんの許可を得て買っちゃいました。


(竿も購入。)

さすが浅草釣具。
家から近ければ通いたいくらいだ。
また浅草に来る時に寄りましょう。

予定してなかった竿を抱えて浅草釣具を後にし、向かうはかっぱ橋商店街。

新しい小出刃が欲しくて、以前出刃を買った鍔屋さんへ行く。

(鍔屋さん。)

鍔屋さんは間口一間の細長い店舗が2つ並んでいる店構え。

店に入るとそれなりにお客がいて、外国の方もチラホラ。
和包丁って海外でも人気なんだよね。

壁に並べられている出刃から、お手頃なモリブデン鋼の小出刃をチョイス。


(これです。)

刃に重さがあってフグやアジを下ろすのに丁度良さそうだ。
目的を果たせましたよ。

鍔屋さんの後はキッチン用品の飯田屋さんを覗き、移動中に網目の小皿を購入。


(スカイツリーと商店街。)

かっぱ橋商店街をぶらついて帰路に着く。
竿を抱えて電車に乗るのは新鮮だった。

最近、都心では麻布台ヒルズがオープンしたけれど興味をそそられないし、下町の方が肌に合う。
浅草やかっぱ橋の方が楽しいや。
あくまで個人の感想です。

また来よう。


🐡

【感】最後の最後まで時間と戦い四国を後にする (夫婦旅行・最終日 松山・高松)

2023-12-13 05:56:00 | 日記
四国旅行の最終日。

道後山の手ホテルの朝食後にテレビを点けたら、「決定版!チョーさんの釣り情報」というテレビ愛媛のローカル釣り番組がやっていた。

「波方沖のギザミ」と画面隅にスーパーが出ているから「ギザミって何だ?」と興味津々で見ていると、乗合船で釣り客が揚げた魚を見て驚いた。

良い型ですねー、引きましたねー、などとチョーさんに言われて自慢気にお客がカメラに向かって差し出した胴突き仕掛けの先にはキュウセン。
ベラの一種ね。


(中央のがキュウセン。)

関西方面で好んで食べられていることは知っていたものの、乗合船のメインターゲットになっているとはお見逸れしました。

一度釣ったのを持ち帰り、塩焼きで食べたことがあるけれど、確かにクセのない白身で旨かった記憶がある。

チェックアウト前にこの番組でギザミ釣りを見れたのも貴重な経験だな。

釣り番組を見終わったらチェックアウト。

今回は出張に絡めての旅行だから、旅費申請のために帰りのルートは高松から飛行機になる。

高松空港から夕方の便で帰るには、昼過ぎに松山駅から高松行きの特急列車に乗らねばならん。

最終日まで慌ただしいぞ。



(道後温泉本館。)

ホテルを出て道後温泉駅へ歩く途中、道後温泉本館が見えるではないか。

改修のためシートで囲われていたのは3方だけだったのね。
昨日は暗かったから気付かなかった。



(伊予鉄はみかん色。)

まずは道後温泉駅から伊予鉄の路面電車で松山駅へ移動。
駅のコインロッカーに荷物を預けてから、戻って大街道駅へ。


(このルートね。)

時間が限られる中、せめて松山城を見ようと目指す。

高松城、高知城と来て松山城を見れば四国三県の城をコンプリートだ。


(往復をロープウェイで。)

松山城は標高132mの勝山山頂に本丸がある。
歩いて登れるけれど、時間がないからロープウェイで一気に上がる。




山頂に着いた時点で11:00。

12:00には松山駅にいたいからケツカッチンだ。




早足で他の観光客を追い越して本丸を目指す。

慌ただしいね。




(松山城。)

山頂の広場から天守閣を仰ぎ見る。

内覧する時間などないから、見て撮ったらすぐさま踵を返す。




早足でロープウェイまで戻ってタイミング良く乗り込み下山。

大街道駅までの商店街でお土産を買い、最後に自分は気になっていたじゃこてんのお店へ。

(こちらで。)

すぐに食べられると思ったら、先客がいて順番待ち。
番が来てじゃこてん1つを注文すると、お店の方が「温めますね」とトースターで3分炙り始める。

伊予鉄の時間が迫っているところ、待ちの3分間が長いこと、長いこと。


(これがじゃこてん。)

はしたないけれど歩きながら食べました。

色んな魚のすり身だろうけれど風味豊かで旨い。
これだけで良い出汁が出るだろうな。

大街道駅から再び松山駅へ。


(松山駅。)

荷物を取り、昼食を食べる時間がないから駅弁を買って特急列車へ乗りみ、3日振りに高松駅へ戻る。


(高松駅。これは初日の写真。)

お土産の讃岐うどんと焼酎を購入したら、出張初日に泊まったJRホテルクレメント高松から空港行きのバスに乗る。


(ここからバスが出る。)

数日しか経ってないのに高松に懐かしさを覚えたのはそれだけ気に入ったということかな。


(高松でのうどん5杯目。)

高松空港でちょっと早い夕食として最後のうどんをいただく。

「やはりうどんはかけだな」と言いつつおでんも付ける。
すっかりうどん通気取りね。


(外は本降り。)

夕方の便で羽田空港へ。

出張に絡めて4日間の四国漫遊は予定を詰め込み過ぎで慌ただしかったけれど、美味しい所を押えたかな。

今度行く時にはゆっくりのんびりしたいな。

これにて完結。


🐡

【感】道後温泉に浸かりコース料理で締める (夫婦旅行・3日目 松山)

2023-12-06 06:58:00 | 日記
オールドイングランド道後山の手ホテルにチェックインして一息着いたら、道後の温泉街を散策しに行く


(本日のホテル。)

刻々と暗くなっていく中、ぐるっと一周しよう。

まずは有名な道後温泉本館だけど、残念ながら現在は改修工事中。



(シートで囲われてました。)

足を進めて別館へ。
こちらも外から眺めて記念撮影するだけで、温泉には入りません。

(道後温泉別館。)

商店街をつらつらと眺めて歩きながら道後温泉駅の方へ向かう。


(趣きあるよ。)

老舗から新しいだろうお店が混在して活気がある。

蛇口から飲めるポンジュースが気になるけれど時間がないからスルー。

駅前まで出ると人だかりがしている。


(坊っちゃんカラクリ時計。)

18時が迫り、皆さん坊っちゃんカラクリ時計がお目当てのようだ。

折角だから見ていこう。





(上がって開いてキャラ登場。)

坊っちゃんカラクリ時計は1994年に道後温泉本館の建設100周年記念で建てられたそうだ。

1時間ごとにメロディーを奏でながら坊っちゃんのキャラクターたちが登場する。

暗いから坊っちゃんとマドンナくらいしか分からんよ。


(近くに足湯もあり。)

ぐるっと一周してホテルに戻ったら夕飯。

この旅行で初めてディナー付きの宿泊ね。


(辺りは暗くなってます。)

様式ホテルなんでディナーは洋食のフルコース。





道後温泉の宿を取るのが苦労したのだけど、街をぶらついてその理由が分かった。

「松山道後秋祭り」の日程にモロ被りしていたのだね。




残念ながら祭りを楽しむ余裕はなく、明日も慌ただしくなるな。




ディナーを終えたら大浴場へ。

この旅行最後の夜に初の温泉で疲れを癒やす。
サウナもあったから2セットいって、ととのいましたよ。


(本日の歩数。)

いよいよこの旅行も明日が最終日。
明日も時間との戦いになるだろうな。

このシリーズも次がラストです。


🐡

【感】仁淀ブルーから四国カルストへ峠道をひた走る (夫婦旅行・3日目 高知・愛媛)

2023-11-29 05:48:00 | 日記
坂本龍馬記念館を後にして向かうは仁淀川。

仁淀ブルーと呼ばれる清流で、鮎釣りでも名が知れている。
ビューポイントの渓谷がいくつかあるところ、安居渓谷を目指す。


(この距離ね。)

高知と言えば四万十川も有名だけど、距離があって行程的に厳しいから、仁淀川に絞った。

途中で仁淀川の沈下橋を見て、昼食に仁淀川産の鮎を食べたいな。



(綺麗だな。)

途中の道の駅「土佐和紙工芸村」でトイレ休憩。
お土産屋に芋けんぴも購入。
高知は芋けんぴも有名だったのね。

先を急ぐあまり、途中仁淀川の沈下橋を見掛けたけれど通り過ぎちゃいましたよ。



(12:14に到着。)

目的地は安居渓谷でも上流側の水晶淵。

近くの駐車場に車を停めて、道路から淵へ下っていく。



(これが水晶淵。)

上から見るとその名のとおり、透き通った水晶のような清流だ。




(ヤマメかな?が泳いでました。)

水晶淵の上流には砂防ダムがあり、安居渓谷の最上流のようだ。





(砂防ダム。)

空の青、渓谷を囲む木々の深緑、仁淀川のエメラルドグリーン、どれもが美しい。

紅葉の時期は凄いだろうな。



(背龍の滝。)

水量は少ないものの滝もある。

澄んだ空気に澄んだ水。
深い木々の間から鳥のさえずりが聞こえる。
心が洗われるようだ。
来た甲斐があったな。

心はのびのびしたものの、気持ちは時間に追われている。

水晶淵を出た時点で12:50。


(次はここ。)

次の目的地は高知と愛媛の県境にある四国カルスト。

レンタカーは17:00に松山で返却の予定だから逆算すると余裕がない。

昼食に仁淀川の鮎は諦めるしかないな。

うねうねの峠道をヤリスに鞭打ちひた走る。



(到着。)

ワインディングを飛ばして14:20に四国カルストに到着。

標高1,400mの山頂に草原が広がり、白い石灰石が点在する景色は日本三大カルストのひとつで「日本のスイス」と称されるそうだ。



(牛が放牧されている。)

曇天で時折ポツと雨が落ちる天気なのが残念だ。
これが晴天だったら絶景だろうに。

道すがらには想像できないくらい観光客がいて駐車場はほぼ満車、ドライブインの前には隙間なく路駐と活気がある。

ドライブコースとしても有名らしい。

景色を眺め、キッチンカーでホットドッグを食べたら出発だ。

時間がないから仁淀川の鮎がホットドッグになっちゃったよ。


(次はここ。)

ここからは松山を目指す。
17時の車返却に間に合わせるぞ。

途中事故渋滞で15分をロス。
現場の横を通ると、エスティマが単独事故で擁壁に激突していた。
緩やかなカーブ手前で一体何があったのか。

ドライバーが救命処置を受けているようだった。
無事なら良いけれど。

こちらも気をつけねばならんね。


(松山駅。)

トヨタレンタカー松山駅前店に16:50に到着。
一般道と峠道を約200kmのドライブ。
ヤリスは良く走ってくれたよ。

ヤリスを返したら松山駅でタクシーを拾い本日の宿へ。


(本日の宿。)

本日の宿はオールドイングランド道後山の手ホテル。

荷物を置いて一息着いたら道後温泉を散策しよう。

まだ続きます。


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【感】いつかはと思っていた龍馬さんに会いに来たぜよ (夫婦旅行・3日目 高知)

2023-11-22 05:23:00 | 日記
高知で迎えた朝。

この旅行初の朝食付きだけれど、ゆっくりする時間などなく、開場とともに入り、さっさと食事を済ます。
朝からカツオのタタキをいただきましたよ。


(ホテルからの景色。)

支度を終えたら早々にチェックアウトして路線バスで高知駅へ向かう。


(改めての高知駅。)

高知駅で昨日来た時にスルーした駅前の銅像を記念撮影。



(土佐勤王党の御歴々。)

駅まで来たのはレンタカーを借りるため。

本日の観光先を考えると足が必要だし、松山へ向かうのも電車よりレンタカーを乗り捨てる方が効率が良い。


(本日の相棒。)

予約時間の8:00に駅前のトヨタレンタカーでヤリスを借り、桂浜へ向かう。

路面電車が走る道の運転は初めてで緊張したけれど、走り出せば問題なし。

ヤリスは愛車レヴォーグに比べると後方の見切りがイマイチだけど、車体が小さいから扱いやすく想像していたよりもキビキビ走る。
良いじゃん。


(オシャレね。)

駐車場に停めて、桂浜へ向かう途中にお土産屋などのオシャレなお店が立ち並ぶ。
最近できたみたいだな。

高台に登って行くと浜を見下ろす位置にあの坂本龍馬像が。


(日本の夜明けぜよ。)

龍馬さんが見下ろすその先が桂浜。





(晴れて来たよ。)

学生時代に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだ時から、いつかは行ってみたいと思っていた場所だった。

かみさんと来れたのは感慨深いな。

感慨にふける間もなく、取って返して向かう先は桂浜から少し離れた坂本龍馬記念館。


(こちら。)

ここもいつかは来れたらと思っていた場所。

2017年のリニューアル期間中に所蔵品の巡回展示があった時、目黒雅叙園へ観に行った。
やっと本家に来れましたよ。

【感】土佐から来たぜよ!坂本龍馬展を見る - 釣・食・感

今年2017年は坂本龍馬没後150年で、高知県立坂本龍馬記念館は全面リニューアルで一年間の休館中。その間、全国4箇所で所蔵品の巡回展が行われ、6月1日~25日まで目黒雅叙園...

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(この時ね。)

所蔵品の多くは既に観ているだろうから急ぎ回ろう。


(シェイクハンド龍馬像。)

そう思っていても、既視の品でもついついもう一度観たくなって足が止まる。



(これとかね。)

本場だけあって観ていないものもある。

(S&W。)

(吉行。龍馬のではないですが。)

写真が数多く飾られているのも良いね。


(海援隊の面々。)

龍馬が暗殺された場所である近江屋の模型と、再現した部屋があった。



(近江屋跡は見に行きました。)

上がって撮影可だったので龍馬が座っていたであろう所に座り記念撮影。



(掛け軸には血痕があった。)

更に床の間から刀を取り、刺客に襲われた時を想像して剣撃を受ける格好もしてみる。
右頭部を切られたのが致命傷だったから、こう受けたのかなと。

他にお客がいなくて良かった。



(すっかり晴れました。)

屋上には展望台があって海が見晴らせる。

この景色を見て育てば船に乗って世界に憧れる気持ちになるだろうね。

屋上からエレベーターで地下に降りると幕末写真館がある。



(これは面白い。)

龍馬のみならず、幕末に活躍した面々の写真があってテンション揚がるよ。


(夢中で凝視。)

山内容堂、吉田東洋、松平春嶽、横井小楠などなど、小説でしか知らない人達の肖像画や写真に釘付けになる。




(楽しかった。)

もっとじっくり観たいけれど次の予定がそれを許さない。
滞在時間1時間で坂本龍馬記念館を後にする。

次は車を駆って仁淀川へ走りますよ。

まだまだ続きます。


🐡