釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アマダイの酒蒸し・松笠揚げ・干物

2017-12-18 06:14:00 | 釣魚料理
12月9日のアマダイ釣行は、本命4匹に多彩なゲストで及第点の釣果。

久しぶりのアマダイだし、複数匹獲れたのも初だし、色々と仕立ててみましょうか。


(まな板に整列。)

釣行当日はフライパンに丁度のサイズの1匹で、お手軽酒蒸しにしてみる。
準備不足で付け合わせは有り合わせの野菜などで。


(丸ごと酒蒸し。)

身はホロッと崩れるほどに柔らかい。ちょっと蒸しすぎたのかな。
でも、このはんなり、ほんわりしたお上品な旨味はさすがの高級魚。


(ほんのチョットですが。)

翌日は良型の半身を刺身にしてみた。
1日寝かせて旨味が増してると思うけど、身は変わらず柔らかいし、やっぱりお上品だ。


(ウロコの開きがイマイチ。)

良型のもう半身は松笠揚げに。
ウロコが柔らかいアマダイならではの一品で、サクサクのウロコの歯触りとほんわかの身のコントラストが良い。
身側だけでなくウロコ側にも片栗粉を着けちゃって、ウロコが綺麗に開かなかったのが残念。また次回に挑戦しょう。


(堪りませんな。)

そして、アマダイのアラで仕立てた潮汁。
一口啜ったら驚きの旨さ、こりゃ料亭の味だよ。参った。
これまで仕立てた潮汁の中でもベスト・オブ・潮汁だ。

「美味しいー。本当に料亭の味だねー。」

かみさんも感動だ。
上品な脂と旨味が、全く魚臭さを感じさせずに一体となった一椀。アマダイの凄さを一番感じた品かも。


(ガンゾー揚げ。)

ゲストのガンゾウビラメは定番の唐揚げに、1人1匹分あるよ。

「これ好きだな。また釣って来てよ。」

かみさんはガンゾーがお気に入りのようだ。
確かにクセのないふわっとした白身と、ヒレやエンガワのパリパリ感がビールにも良く合う。


(集合写真。)

写真はないけど、糸造りでいただいたアカボラも絶品だ。独特の風味があって旨味が強い。
狙って釣れたら、乗り合い船として成立するんじゃなかろうか。もしあったら絶対乗るよ。


(小物の干物。)

更に翌日にはおチビのアマダイとキダイを干物にしていただいた。
直接塩を当てたらちょっとしょっぱくなっちゃったけど、なかなかイケますな。
アマもキも柔らかい身が締まって、芳ばしくて良かった。

3日を掛けて味わい尽くしたアマダイとゲストたち、どれも味わい深かった。
また来年、近いうちにリトライしょう。

・アマダイの酒蒸し
・アマダイの松笠揚げ
・アマダイの刺身
・アマダイの潮汁
・アマダイの干物
・ガンゾウビラメの唐揚げ
・アカボラの糸造り
・シロギスの糸造り
・キダイの干物


🐡