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【釣】今季初白子に挑み納得するも結果は奮わず (2019/05/25 ショウサイフグ 野毛屋)

2019-06-04 05:55:00 | 釣り
2019年白子シーズン開始後初のショウサイフグ釣行、いよいよ期間限定のお楽しみが始まりましたよ。

T1さんをピックアップして野毛屋さん5:00着で13番目、この日はずっと下げ潮なんで釣り座は左舷舳3、4番目をチョイス。


(潮はこんな感じ。)

沖に出たら風がそよそよだったんで実際は艫側が有利でした。
またしても釣り座を見誤ったわ。


(朝から日差しが強いよ。)

フグ船は片舷13名ほどでそれなりの客の乗り。

左隣になった方はフグ釣り3回目で単独釣行が初、しかも専用竿のメタリアを買っての初下ろしだそうだ。
この方は後にこの日船中唯一のトラフグを揚げた。
トラ、羨ましいっス。


(いざ出船。)

出船して大貫沖を目指すと海の濁りがひどい。
ところどころでカフェラテみたいな海面になってるよ。
5月21日(火)に降った大雨の影響で川からゴミや濁り水が入ったせいだろう。

ショウサイに影響がなければ良いけどね。


(富津公園の展望台が見える。)

大貫沖で釣り開始。

ショウサイフグはアンカーを打っての掛かり釣り。
風はそよそよ、まだ潮止まりだから凪いだ海で釣りやすい。
この時間は日射しはキツくなく、爽やかで気持ち良い。
でも、フグの反応はなし。
モーニングヒットを期待してたものの、そう上手くは行かないね。

誘い続けているとチョコチョコと突っつくような小さなアタリが出る。
アワセるも乗らず、度々食わせのエサを取られる。
隣の方が揚げたのを見たら正体はギマだな。

煩わしいので早々に胴突きを外しカットウオンリーにしましたよ。


(汚れが見えるよね。)

誘い続ける中、舳や艫で型を見るもののこちらは音沙汰なし。
まだ潮が効いていないからか船中アタっても単発だ。

それでは、と船下だけでなくキャストして周りにいるヤツを集めにかかる。


(8:40に1匹目。)

暫くキャストを繰り返すと、寄せてくる最中に反応が出る。
いたぞ、いたぞ、とタイミングを見計らったシャクリでサクッと掛けた。

ゴリ巻きから抜き揚げて1匹目。
小気味良く走るショウサイの引きは楽しいね。

この調子で稼ぐぞ、と息巻くも続かず、やはり単発止まりだ。


(海面は平和なもんだ。)

潮が効いてきても状況は変わらず。
ショウサイは群れてないのだろうか、数十分に1匹のペースでポツと揚げる盛り上がりに欠ける我慢の釣りだ。

もともと湾フグ釣りは数が出ない釣りものなんで、爆釣でウハウハなんて年に数回あるかくらいなもの。
我慢の状況でも集中力を切らさずに少ないチャンスをいかに逃さずモノにするかが大切だ。

数を揚げるよりも、渋々の中で納得の勝負の末揚げた1匹が満足感で勝ることもある。


(漂うゴミ。何らかの影響があるのだろうな。)

乏しい反応ながらも気配を感じ、竿先を数ミリ揺らすアタリに反射的にアワセる。
掛からずにスカしても誘い下げから再度のゼロテン。
左手はリールのハンドルに置き、斜に身構えて前のめりに竿先を凝視して次を待つ。

再度チョンと揺れるアタリにアワセるも乗らず。
更に前のめりに今日イチの集中力を絞り出す。

ゼロテンからイチ、二、サン、とカウントしつつ、竿先が揺れた瞬間に反応すると、三度目の正直でサクッと来た!

そのまま両手を挙げて追いアワセをくれてゴリ巻きに入るとブルブル小気味良く走る。
水面に見えたと同時に抜き揚げて良型のショウサイをゲット。


(納得の4匹目。)

付けエサはエサバリに刺さった殻部分だけになっていて、ラストチャンスの勝負で掛けた納得の1匹。

この痺れる駆け引きも湾フグの魅力だ。


(12時過ぎに5匹目。)

その30分後に同じ展開で納得の5匹目をゲット。
型も良くて満足度が高いよ。

ところがこの後追釣もなく終了を迎える。
渋かったからか健船長が残業してくれたんだけどね。


(ちょい寂しい釣果。)

結果は5匹。

しかし、残念なのは良型はいずれもメスで、お楽しみの白子が取れたのは小さい2匹のみ。

捌き後に健船長から受け取った袋を見てガックリしたよ。


(午後船の第三忠丸発見。)

今年はなかなか数が伸ばせない状況が続いてるけど、今回はショウサイフグと満足の勝負が出来て楽しかった。

次回はぜひ大振りの白子をお願いしたいもんですな。

・ショウサイフグ : 5 (白子2)
船中0~8
中潮


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