釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】GoToトラベルで2ヶ月振りの会津若松へ (夫婦旅行・1日目)

2020-11-20 07:12:00 | 日記
コロナ禍で低迷した経済のカンフル剤となるか?のGoToトラベルキャンペーン。

ここに来て第3波の大波になるかもしれん感染者数が出ているものの、GoToで申し込み済みなんで行かせて貰いますよ。

行き先は2ヶ月前にも行った会津若松。
11月14日(土)~16日(月)の二泊三日で滞在する。

今回はかみさんのお母さん、お姉さん夫婦と我らで、お母さんの実家で用事をこなすのが目的。
観光ではありませんよ。

行きは東北道の西那須野塩原インターで降りて一般道で山の紅葉を観ながら向かおうと思ったものの、既にピークは過ぎて散り始め。
半月前であればさぞや綺麗だったでしょう。


(途中の芦ノ牧温泉の景色。)

初日の仕事を終えての宿泊先は、2ヶ月前に泊まった東山温泉「新滝」の姉妹店「千代滝」。
ちょうど一年前に泊まった宿です。


(1年振りの宿。)

会津は東北地方の盆地だから、東京近郊に比べると朝晩がグッと冷える。

冷えた体に温泉は心地良くて癒やされます。
周りが山だから、露天風呂からは綺麗な星空と会津若松市内の夜景が臨める。

これからの季節は温泉が沁みますな。
良いですな。


(細々と多種を取るのが好み。)

夕食はビュッフェスタイル。

感染対策として館内はマスク、会場入口で消毒、食材を取る時は手袋着用になる。

料理は地の物を使った素朴な郷土料理が多い。
会津の食は好みに合うから、それが嬉しいのよ。


(ビニテを着けて取らねばなりませぬ。)

会津と言えば馬刺しが有名。

レンゲのような小皿に数切れが盛られたのをいただくと、柔らかなクセのない赤身肉が旨い。

近頃は霜降り肉の刺しの脂がキツく感じて、肉は赤身が良いな、と思うお年頃。
魚は白身が好みだけどね。


(こちら馬刺し。)

会津で魚と言えば、ニシン。

天ぷら、煮物、山椒漬け、など身欠きニシンを使った料理が多い。
海が遠くて鮮魚の流通が叶わなかったからでしょう。

中でも好みはニシンの山椒漬け。
酢に漬けたニシンと山椒のピリッとした爽やかさが堪らんのです。

かみさんの実家で初めていただいた時は唸りながら次々に摘まみましたよ。


(ニシンの山椒漬け。)

好みの郷土料理の筆頭に挙げたいのは、こづゆ。

ホタテの貝柱で出汁を取り、具は里芋、ニンジン、糸コン、山菜、キクラゲ、豆ふ、姫竹。
これらの優しい旨味と食感が楽しく、幾らでもお代わり出来ちゃう。

かみさんの実家で初めていただいた時は感動して何杯もお代わりしましたよ。

会津に行く機会があれば、ぜひ食していただきたい郷土料理です。


(こづゆ。三つ葉を乗せ忘れた。)

給仕してくれたスタッフの会津訛りも素朴で好ましい。
何だかホッとくつろげる心地良さがある。


(ならぬものはならぬのです。)

宿の壁にあった「什の掟」にその所以があるのでしょう。


♨️