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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】ヤツは現れずバラシばかりで貧果に終わる (2022/10/29 ショウサイフグ 野毛屋)

2022-11-14 05:39:00 | 釣り
今度こそ数を稼ぐぞとの野毛屋さんへのフグ釣行。

気合いの現れかアラーム前に目が覚めて予定より1時間早く家を出、現着が3:50で12番目。

コインパーキングの番手だったのに、先行の車が居なくなって繰り上がり、宿の駐車場に停められた。
予約なしでフグ船に乗ろうとしたところキャンセルが出ず帰ったのでしょうね。
本日フグ船は札止めの満員ですよ。


(毎度。)

釣り座は左舷艫3番目をチョイス。

今日からアオリイカがスタートとあって、ひっきりなしに車が到着、宿前も大盛況だ。

6時過ぎまで人が履けるのを車で待ってから受付け。
商売繁盛で何よりです。


(10号船には既に沢山の人。)

船で準備してると、健船長から今日は胴突き・カットウの順でやるとのアナウンスがある。

今回はどれだけサバフグに攻められても大量に枝バリを用意したから大丈夫だぞ。

自作の変形胴突き仕掛けをセットし準備万端、サバフグよ来てみろ。


(潮はこんな感じ。)

出船して大貫沖へ。

天気は快晴。
陽気的には釣り日和で気持ちいいけど、あとは魚のご機嫌次第だな。


(出船。)

大貫沖で釣り開始。

前回のようにサバフグの猛攻が来るかドキドキしながら誘い始めるものの、音沙汰なし。
船中暫し沈黙の後、ようやく「型見たよ」のアナウンス。

ポツリのペースなのは潮止まりからのスタートだから仕方ないね。


(釣り開始。)

潮が効き始めれば来るだろうと、悠長に構えてたものの反応がない。

周りでポツリと揚がり始めてもこちらには音沙汰がない。

懸念してたサバフグも本日は鳴りを潜めてるから、ただ黙々と誘うのみ。

そして2時間が経過。

釣り方を色々と試してるところにようやく活性反応が出る。

来たね、来たね。
と弛ませからの聞き揚げで、掛けた!

本日初の魚の活性を感じながら抜き揚げると、


(キミかね。)

キュウセン。

なかなかの良い型だ。
関東ではリリース対象のゲストだけど、関西では食用魚としてメジャーだそうだ。
昔塩焼きで食べたけど、癖のない美味しい白身だった。

ちょっと考えてリリースすると、連チャンでカムバックして来ましたよ。


(快晴ね。)

胴突き仕掛けの釣りは苦手意識が刷り込まれてるのか、結果が出ない。

聞き揚げでショウサイだろう反応で掛けても、いずれも巻きバレしちゃう。

きちんと乗せるようにアワセているのだけど、ことごとく途中でバレちゃう。

マジすか!?


(海堡周りも攻めますが。)

12時過ぎまで胴突き場所で流して、ショウサイフグは4打数0安打。

全部巻き揚げ途中でバレて1匹も獲れず。
これはめげるね。

猛攻に備えてたサバフグも1匹も顔を見せず、逆に来てちょうだいと恋しくなりましたよ。


(見事に空。)

どこを探っても活発な食いじゃないから、健船長は見切りを着けて八景へ戻る。

やっとカットウ仕掛けの釣りになるぞ。
ここから勝負になるか?


(八景はちょいウネウネ。)

仕掛けをカットウオンリーにして投入。
ちょっとうねりがあるから釣りづらいけど、意に介さずビタッとゼロテンで止める。

すると、チョンと竿先が揺れる。
反応してサクッと掛けましたよ。


(12:38に1匹目。)

揚がったのはショウサイフグ。
やっと本日の型を見ました。
長かったー。

カットウでなら獲れるんだよな。

仕掛け以外の違いは、これまで前回のお余り冷凍エサを使ってたこと。
再冷凍はどうしても食いが落ちるのを分かっちゃいるのに、勿体ないと貧乏性が邪魔をするのよ。

本日配られたエサを使った途端に型を見たからね。
数を稼ぐにはエサをケチらないことですな。


(風も少々あるよ。)

ショウサイは群れていないようで、流し変えで船中ポツポツと揚がるペース。

こちらもポツリと追釣して3匹目を揚げる。
これが記念すべき今年100匹目。


(今年100匹目。)

目標まで残り30匹。
今のペースだと遠いな。

更に1匹を追加したところでエサが底を着き、噛られたのを残しておいた半端エビのみになったんで、仕掛けをチラシのカットウに変更。

チラシなら半端を切って着けられるからね。
残り時間が30分を切ってるから半端エサで凌ぐつもり。


(ケッカッチンです。)

積極的にキャストして探って来る途中、誘いでガツン❗と竿が止まった。

竿が胴から曲がってグングン突っ込むような手応え。
巻き揚げでギリギリとリールが鳴く。
こりゃ大物だ。

艫側払い出しに流れてるからお隣の前に揚がって来る位置だ。
水面下に影が見えて来たものの太陽光の反射でこちらからは良く見えない。

魚影が水面に揚がる瞬間、ブツンと仕掛けが切れた。
ゆらゆらと戻って行く魚影。

「バレちゃったの!?」

ちょうどタモを手に健船長が駆けつけて来るところだった。

仕掛けはチラシバリを束ねてカシメたクリップの上で切れてた。
ショウサイフグ用の8号ハリスだったからな。

何だった?と船長に聞かれたところ、お隣さんがアカメだったと答えてくれた。

アカメか。
アカメだったら40cmオーバーの引きだったな。
残念無念。


(ドック前で盛り上がり。)

あがり間際にドック前で流したところ、船中おチビショウサイがポンポン揚がる今日イチの盛り上がりを見せる。

ゼロだった人はここで数を獲れたに違いない。

ところがこっちは仕掛けの交換に時間を取り、余りエサも廃棄レベルのものしか残っておらず、使ってみるもやはり食わない。
残り数分でエサを買う決断が出来ませんでしたよ。

そして、そのまま追加なしで終了。


(沖あがり。)

結果は4匹。

胴突きで0匹が痛かった。
せめて最後のアカメが獲れていたら気分も違うだろうに。

目標達成に向けた釣行の度に釣果が落ちてるのはどういうことだ?

腕が足らないということですね。


(本日のフグ。寂しい限りだな。)

年末が近付くと釣果が鈍化するのは毎年の恒例だな。

最後までハラハラドキドキを味わえるのは良いけれど、気分良く年末年始を迎えたいものです。

さて、次回はどうでしょう?


・ショウサイフグ : 4
・キュウセン : 2 (リリース)
船中1~13
中潮


🐡