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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】やっぱり選ばれない人となり負け越しが確定する (2022/12/21 マダイ 野毛屋)

2022-12-28 06:34:00 | 釣り
マダイを釣りに行ったのですよ。
行ったのですが、同じ赤い魚であるものの扉画像はオニカサゴ(イズカサゴ)です。

そう。
マダイは釣れませんでした。
アオリイカに続き、2週連続でオデコを食らいました。

切な過ぎます。
これにて3つの釣り目標は2敗が確定しましたよ。

トホホ。


(毎度。)

平日なもののいつも通りの時間に出て、4:50着で待ちは3番目。
前の2人が別の釣りものなんで釣り座は選び放題。
ちょっと迷って後半勝負の左舷大艫をチョイスした。


(潮はこんな感じ。)

受付け後に宿前でユキちゃん船長と話す。
本日はタイラバだと言うと、「竿は安いタイラバ専用竿を買いなよ」と勧められる。

タイラバには高い竿よりも腰がない安い竿の方がアタリを弾かなから良いそうだ。
なるほどね。


(本日は第二忠丸。)

左舷は2名、右舷3名でゆったりの釣り座。
左舷で勇治船長も竿を出すだろうけど、それでも大名釣りだ。

平日釣行は良いな。


(サンライズ。)

船で準備するにも、タイラバをリーダーに繋ぐだけで終了。

タイラバはこの日のために購入したグリーン系のラバーとネクタイの新品を下ろしましたよ。


(出船。)

定刻に出船。

風は弱いものの曇天なんて肌寒い。
これからのシーズンは寒さとの戦いの釣りになる。


(釣り開始。)

横須賀沖で釣り開始。

竿はLIGHTGAMEモデラート、リールはバルケッタプレミアム。

朝のユキちゃんとのやり取りで、竿がムーチングの2.3mと長いのが気になる。
ひとつテンヤだと長さがあった方が良いけど、タイラバだと持て余す。

前回は右舷舳1番でお立ち台に立って釣ったから長さは気にならなかったけど、普通の釣り座では竿を下げて巻くと先が海面に突っ込むし、竿を上げて巻くと船の揺れで竿先が踊る。

巻き上げ中にタイラバが揺れるのは良くないでしょうね。

(うらがのブイ。)

タイラバは底まで落として10m巻くだけ。
途中でアタリが出ても手は止めずに巻き続ける。

大事なのはドラグの調整で、ユキちゃんからは人差し指と親指でPEラインを摘まんで引っ張ってドラグが出るくらいと教わった。


(コンディションは良し。)

隣の胴の間ではSトシくんが竿を出してる。
開始早々に掛けて、船中1匹目はSトシくんだ。
やるな。

その後は右舷舳でポンポンと揚がり、左舷舳はアタるもバラシが続く。

その状況を勇治船長が胴の間で竿を出しながら教えてくれる。
Sトシくんはタモ入れに専念ね。

午前は舳側有利と承知の上だけど、釣り座選択を誤ったかとちょっと後悔。


(潜水艦が通る。)

勇治船長も揚げて、舳側は着々とアタリを重ねてる。

勇治船長の釣り方を観察し、巻きスピードを合わせてるから悪くはないはず。

そのうち来るだろうと思っていると、本日初のアタリが出る。

来たぞ、来たぞ。

そのまま巻き続けると早々に食い込んだ。
ドラグはジジッとちょっと出るだけ。
小型だな。

グングンくる手応えを楽しみながら巻く横でSトシくんがタモを構えて待機。

魚影が見えてくると赤くない。
揚がったのは、


(お前か。)

サバフグ。

魚の手応えを味わえたのは良かったけど、お陰でスカートとラバーはボロボロで一式交換になる。

右舷舳は順調に数を重ねてるし、左舷舳はバラすもアタリは出てる。
勇治船長も追釣してる。

こっちはサバフグ以来アタリなし。


(船上カップ麺、旨し。)

勇治船長も左舷舳の方も赤系のお飾り。

これまでのグリーン系のお飾りに見切りを付け、ダイソーで仕入れた赤系のに付け替える。

あまりにアタらないんで勇治船長から「ラバーは何色使ってる?」と聞かれ、「今、赤系に替えた」と答えた瞬間にアタリが出る。

ジジジーとドラグが出て良型を思わせる。
来たぞ!

グングンくる手応えにジジジーのドラグ音。
引きを堪能しなから勇治船長とニッコリしたところでドラグ音が消失、バレた。

「この水深でバレることはないんだけどなー」

と勇治船長。

ハリは何を使ってる?と聞かれ、確認のためにチェックすると、ハリスが切られてる。

「多分トラフグだよ」

ということになった。
トラ欲しかったな。


(大型船が通る。)

水深80mほどの深みを攻める。
ここは掛かれば良型だよ、とのこと。

潮は上げに変わってるのに相変わらず舳側が好調に数を伸ばしてるのは、これはもう釣り座の差じゃない。

シンカーの色を替えても、巻きのスピードを変えてもアタリは出ず。

これは船中ただ一人釣れなかった前回のアオリイカからの流れではあるまいか?
再びこのまま釣れないオチになるのではないか?

嫌な予感がしてきたところにアタリが出る。
ドキドキしながら巻き続けると掛かった。

ジジジーとドラグも出てこれも良型の感触。
巻き揚げでグングン来る手応えの途中で一際強い突っ込みを見せる。

横を見ると勇治船長と同時ヒットだ。

これは獲りたい。
絶対に獲りたい。

ドラグがゆるゆるで巻き揚げに時間が掛かるものの、バラすのではないかとドラグを締めるのが怖い。
もうドッキンドッキンよ。

先に勇治船長が綺麗なマダイを揚げ、横でタモを構えたSトシくんが控える。

ググンと再び突っ込み、ジジジーッとドラグが鳴る。

これはマダイだね。とSトシくんと確認。
あとは目標の40cm以上かどうかだ。

「あと10」

Sトシくんに告げて水面下を凝視する中、赤い魚影が揚がって来る。
でも平たくないぞ。

揚がったのは、


(キミでしたか。)

オニカサゴ。

嬉しいゲストだけど、マダイだと疑わなかったところにオニカサゴとは、これはもう確定フラグが立ってるのではないか?


(久し振りね。)

小さいハサミしかないから、おっかなビックリでヒレを切り、血抜きする。

熟成させる白身は血抜きしますよ。
放血したらクーラーへイン。

(残り時間わずか。)

ここでマダイを獲れればタイしゃぶとオニしゃぶの共演だぞ。
気合いを入れ直して巻き続けるも、揚がるのは舳側ばかり。

いつもなら残業してくれる勇治船長だけど、この日は潮止まりとあがり時間が重なるから残業はなし。
潮が止まったら沖あがりとなる。

やっぱりフラグが立っていたのでしょう。
アタリもないまま終了。
そのまま沖あがりとなった。


(沖あがり。)

アオリイカに続き、マダイも獲れず、2022年の釣り目標は負け越しが確定。

連敗続きなものの、どちらもゲストは持ち帰れたのがせめてもの救いか。

これだけ嫌われると凹むけれど、めげませんよ。
マダイも来年のリベンジ科目として繰越して挑戦しますよ。

まずは初売りで専用竿を買ってやるぜ。


・マダイ : 0
・オニカサゴ : 1
・サバフグ : 1 (リリース)
船中0~6
中潮


🐡