今年のGWはカレンダーどおり。
行動制限がなくなっての連休で高速道路はえらい渋滞だし、終盤の週末は雨予報だから、近場で観光でもしようかとかみさんと検討。
小田原はどお?
と候補に出したら、かみさんがヨロイヅカファームに行きたいと話が纏まり、5月5日(金・祝)に行ってきましたよ。
(ファーム全景。)
ヨロイヅカファームは有名パティシエの鎧塚氏がオープンした畑を併設したお店。
ケーキを始めとするスイーツやパン、野菜などの直販もしている。
カフェ・レストランもあってその場で味わえもする。
一夜城とは豊臣秀吉が小田原攻めの際に石垣山に建てた城のこと。
小田原城を見下ろす位置に一夜のうちに忽然と城が建ったから「一夜城」と命名されたようだけど、実際は3ヶ月掛かったそうだ。
相模湾を見下ろすヨロイヅカファームの背後にはその一夜城跡がある。
小学校時代を小田原で過ごした自分には石垣山は馴染みの場所。
遠足はもちろん、遊びで何度も訪れて駆け回ったものだった。
それが綺麗に整備されて見違えたよ。
(川島なお美さんの碑がある。)
東名・小田厚を通って渋滞もなく1時間程で到着。
10時開店の30分前から店前に並んで待つ。
遠方からがほとんどだろうけど広い駐車場に続々と車が入ってくる。
開店前で30組みくらい待っていただろうか。
ケーキを買う予定のところ、折角だからカフェで食べていこうと方針転換。
開店して店内に案内されると売り場の奥にあるカフェスペースへ行って席を確保。
テーブルは4人掛け2つを含む10ほどでそれほど広くはない。
席で伝票を受け取ってから売り場に戻って購入客に混ざってケーキの注文をする。
売り場もスペースがないから入場制限が掛かってる。
(名前は忘れたけどピスタチオのケーキ。)
ケーキとコーヒーでホッと一息。
ケーキは甘過ぎず軽い仕上がりで評判通りに美味い。
ここまで来る価値あるね。
カフェタイムは10:50まで。
それ以降は予約客のランチタイムになる。
外ではまだ行列してるから、再び伝票を持ってお土産用のスイーツを購入。
ついでにソフトクリームもいただきました。
お店を出たらすぐ裏の一夜城跡を散策。
登り口にはボランティアだろうガイドの方が数名いらっしゃる。
それなりの観光スポットになってるのだろうね。
石垣山の名の通り石垣が連なってる脇を登っていく。
石垣山の名の通り石垣が連なってる脇を登っていく。
秀吉の時代に標高261mのここまでこれらの石を運ぶのは重労働だったろうな。
小学生当時は山道を登った記憶がある。
こんなに綺麗に整備されておらず山城だった印象が、芝生が敷かれた広場まである。
見違えたよ。
広場から更に登ったところが頂上の本丸跡。
本丸跡からは小田原市内と相模湾が見渡せる。
小学校の遠足でここで弁当を食べた記憶が蘇りましたよ。
本丸跡は展望台と歩道が整備された程度で、ほぼ変わらず当時見たままの景色だ。
タイムスリップしたように当時の遠足グループで一緒だった友達の顔が目に浮かぶ。
ノスタルジーだな。
(枝同士が結合してる連理木。)
ボランティアの方が案内していたのが連理木。
2本の木の枝が癒着連結したもので「縁結び」で崇められているそうだ。
木に縁結びの意図があったか分からんけど、どちらも引かないエゴのチキンレースの結果としては面白くあるな。
本丸跡から下る途中のそこここにも石垣が見られる。
最後にヨロイヅカファームと相模湾を見下ろして石垣山を後にする。
次は小田原駅前にオープンした「ミナカ小田原」で昼食の予定。
コインパーキングから駅まで歩く途中で神輿や山車に出くわす。
コインパーキングから駅まで歩く途中で神輿や山車に出くわす。
気せずして5月5日は松原神社例大祭だそうだ。
小学生の頃に町内会の山車を引いて歩いた
記憶が蘇ったよ。
記憶が蘇ったよ。
「○○の屋台、景気を着けろ!ワッショイ!」
掛け声も昔のままだね。
掛け声も昔のままだね。
ミナカ小田原はどこも混んでいたんで、駅手前の蕎麦屋さんで昼を済ませ、地下街で干物を購入。
西湘バイパスで海を眺めながら早めに帰路に着いた。
半日程度でも近場で充実した観光だったな。
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