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【食】三種のフグとカワハギの鍋・ショウサイフグとカワハギの刺身 with 肝醤油

2019-12-19 05:57:00 | 釣魚料理
12月6日(金)の一郎丸さんへの釣行は年間目標110匹釣り達成となるフグ63匹の爆釣にキモパンカワハギも4匹付いて、竿頭もいただきましたよ。

それは良いとして、この量は我が家だけでは消化しきれんぞ、とT1さんにLINEしてお裾分けを申し出、コモン25匹とカワハギ2匹を引き取っていただいた。
助かりましたよ。

一郎丸さんはスタッフ総出でフグを身欠きにして綺麗に洗って袋詰めまでしてくれるから帰ってからが楽だな。

釣行当日はカワハギの下処理のみ。
食すは翌日だ。


(見るからにクリーミー。)

まずはキモパンカワハギのお楽しみの肝。
湯通しして叩いて血管を取り除いて、どうよ、この仕上がり。
しっかり血抜きしてあるから綺麗なクリーム色だよ。


(堪らんね。)

ワサビとともに醤油に溶いて肝醤油の完成。
肝は単体でオン・ザ・ライスして、ちょびっと醤油を垂らしても至福を味わえますよ。

かつて魚屋で同サイズのキモパンが5,000円で売られているのを見たことがある。

この肝を食すと、その価値があると納得するね。


(左カワハギ、右ショウサイ。)

肝醤油でいただくのはカワハギとショウサイフグの刺身。

これは魔味と言えるね。
尿酸値にガツンと来そうだけど、年数回だから大目に見よう。

かみさんはフグよりもカワハギと肝がお好みだと言う。

「投資してくれれば仕入れて来るよ」

と言っても、それは認めん。と却下される。
だめか~。


(贅沢な鍋だ。)

おチビコモンを数こなすには鍋しかない。

おチビコモンとおチビショウサイは身欠きのままで、カワハギの身はブツ切りにする。
そこに前週に野毛屋さんで揚げた熟成明けのアカメフグの下ろし身も合流させ、しゃぶしゃぶでいただいちゃう。

なんて贅沢なんでしょ。


(グツグツと野菜も煮込む。)

出汁は昆布とアカメの中骨で取り、煮込む身欠きのコモンやカワハギの頭からも旨味が出まくるでしょう。

鍋の汁の色がいつもより白濁してるし、期待値高いよ。


(ポン酢でいく。)

おチビコモンは中骨が柔らかくて口に残って食べづらいけど、身はホロッとしてて味は良し。

しゃぶしたアカメの身はいつもどおりブリブリの歯触りでさすがの旨さ。

カワハギはその中間的な身の締まりでキメの細かい白身がいいね。

ポン酢でイクも、カワハギの肝をトッピングしてコクをプラスし、味の変化を楽しむも良し。

こんな鍋はお店でも食べれないよ。
釣りをすればこそのご褒美だね。

「この食材を買ったら凄いぞ。食費から少々バックしてくれるとかどお?」

と淡い期待を込めて聞いてみると、それは認めん。とやっぱり却下。
だめか~。


(スープが絶品。)

〆はうどん。

睨んだとおり、スープが凄くてジョッキで飲みたいくらいの仕上がりだよ。

もう食べれないから一口だけ、と言ってたかみさんが、これは別腹だね、とお代わりをする始末。
子供らも投入した替え玉をかっさらうように奪い合う。
スープまで綺麗に完食。

具にしたフグの量は過去最高だし、味も過去最強の鍋だろうな。

幸せでした。


🐡


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