釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。
8月の開催はカサゴ。
釣り教室では初の釣りものです。
8月28日(日)に片瀬漁港の島きち丸さんで開催しました。
私は今年2度目のサポートです。
新任インストラクターも増えたので、それぞれが割り振られた回のみの出番になります。
この日は雨が絡む曇天の予報で、風が吹くとひんやりする気温でした。
天気は良くないですが、強烈な日差しに炙られるよりも釣りには良いコンディションでしょう。
残念ながら1組がお子さんが発熱とのことでキャンセル。
総勢19名を8名のインストラクターでサポートします。
私はJOFI神奈川役員のお孫さんの大学生グループ6名を担当します。
釣り経験者、未経験者が半々でしたね。
陸で軽くカサゴ釣りのポイントを説明し、あとは船上で実際に道具を使っての指導です。
大学生なので説明だけで仕掛けのセッティングを任せられるのは楽でした。
ところが船に乗り込んだところから1名が船酔いを発動。
出船時には横になっている有り様です。
酔い止め薬は飲んだそうですが寝不足が祟ったようです。
寝不足、空腹は船酔いに繋がりますからご注意くださいね。
結局彼は一度も竿を握らないまま港に戻るまでキャビンでダウンしてました。
辛かったでしょうね。
出船して江ノ島の東側の根周りで釣り開始。
仕掛けは市販の胴突き2本バリ、エサはサバの短冊です。
根を攻めるので、小まめに底取りしないと根掛かりが頻発します。
その都度根掛かり外し、切れた仕掛けの補修、オモリを消失すれば手配、オマツリほどきと、5人の面倒を見るのは忙しいです。
その合間に釣り方のアドバイスをします。
頻繁に底を取る釣りですから、リールをパーミングして竿を持ち、ラインを出す時にはサミングする基本操作。
魚が掛かったら、巻き上げから取り込みまでの所作を指導、チェックを入れます。
相手が大学生だから意志疎通が取りやすいので楽ですね。
(ゲット!JOFI神奈川のホームページから。)
初めはぎこちなかった竿捌きが良くなるに従って1人また1人とカサゴを揚げていきます。
根と魚のアタリの区別がつくようになると、どんどん数が伸びて行きました。
仲間同士で数を競い、小型は唐揚げサイズ、良型は刺身サイズと評価しあって盛り上がっています。
沖あがり後は集まって皆で料理して食べる予定とのことです。
自分たちで釣ったカサゴでパーティーなんて楽しいでしょうね。
魚捌けるの?と聞くと、「そこは気合いで」とのこと。
苦労するでしょうけれど、仲間とならそれも楽しいでしょうね。
途中小雨が降ったり、潮止まりでアタリが遠退いたりはありましたが、波もなく穏やかで釣りやすいコンディションで12:30に沖あがりを迎えました。
グループで1人7~8匹は釣ったでしょうか。
これだけあればカサゴパーティーに十分ですね。
(当日サポートしたインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)
参加された皆さんしっかりカサゴが釣れて、お土産には十分な数が獲れたようです。
更に、帰港して陸に揚がったところで、島きち丸さんから参加者全員とインストラクターに、じゃこと昆布の佃煮をお土産にいただきました。
島きち丸さん、嬉しいお土産ありがとうございました。
陸に揚がってもダウンしている1名を除いて大学生グループから「楽しかったです」とお礼の言葉をいただきました。
楽しんで貰えて何よりです。
釣り教室は11月まで毎月開催します。
いろいろな釣りもの、釣り方で船釣りを楽しんでいただけたらと思います。
またご一緒出来ることをスタッフ一同、楽しみにしております。
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