【釣】久し振りのカットウ釣りで湾フグの楽しさを再認識する (2022/12/09 ショウサイフグ 野毛屋)

今年のフグ釣り目標の達成を占う野毛屋さんへの平日釣行。

久し振りのカットウ釣りとあって楽しみだ。

ここ数回はままならない胴突き仕掛けのフグ釣りにフラストレーションが溜まってたのですよ。

(毎度。)

4:50着で並びは7番目。

ラッキーセブンで何だか良い日になりそうな予感。

開店前の並びを見ると、先頭に上手なMさんがおられる。

あわよくばと期待した、頭を取る目は無くなったな。

釣り座は空いてた最後の四隅、右舷舳1番をゲット。

艫寄りを考えていたものの、空いてるならば隅を取りますよ。

(まだ暗いです。)

暗いうちから船に移動して準備。

予約時点では総勢9人だったところが、続々とお客が乗り込み、右舷だけで9人、週末と変わらない人数になった。

平日の余裕の釣り座で数を稼ぐ目論見だったのにアテが外れたわ。

(朝焼けが美しい。)

出船すると20分ほど走ると言う。

南本牧か？と思ってるとコースが沖寄りだ。

どうやら釣り場は中の瀬のようだ。

色んなゲストを期待したいな。

(釣り開始。)

読み通りの中の瀬で釣り開始。

久々のカットウ釣りに加えて潮がそこそこあるんで誘いがぎこちない。

優しく丁寧に潮の流れに合わせて誘い続ける。

(隣にカモメが佇む。)

ようやく誘いがしっくりして来たかな、と思ったところでフグの気配を察知。

来たね、来たねと誘い続けると、サクッ！と掛かった。

小気味良い引きから抜き揚げたのは良型のショウサイフグだ。

(7:57に1匹目。)

釣り座的に不利な時間帯に早々に型を見れて良かった。

美味しくいただくために海水氷のクーラーへ直行して氷締めにしますよ。

(潮はこんな感じ。)

船中ポツポツと揚がるくらいで活発な食いじゃない。

渋くはないもののポツリと追釣して時速2匹のペースだ。

(量型が混ざる。)

誘いの中で違和感や触りなどの気配が出る。

来たかな？と更に集中して竿先を凝視しながら誘い続ける。

誘い下げからのゼロテンで1、2、3とカウント。

ピクッと数ミリ揺れる竿先に反応してアワセる。

サクッ！と掛かってしてやったり。

ショウサイフグの小気味良い引きを堪能する。

これよ、これ。

やっぱりカットウ釣りは楽しいぞー。

(11:11に5匹目。)

こんなに集中し続ける釣りものは少ないだろう。

アタリでアワセてもスカしたり、エサだけ掠め取られたり、フグとの真剣勝負が堪らんのよ。

(海は穏やかね。)

午前中で8匹を獲ったところで昼過ぎに中の瀬から富津沖に大きく場所移動する。

「ここは水深が浅くて型は小さいよ」

と健船長のアナウンス。

(富津沖。)

仕掛けを落として数回誘うと直ぐさまアタってサクッと掛ける。

「型見たよ」アナウンスをいただきましたぜ。

(確かにおチビだ。13:00にツ抜け。)

ここでは手が合う感覚がある。

周りで揚がってなくても良いペースでアタるし、掛かる、掛けられる。

これは誘いでフグを寄せている状況だ。

気配を察知して、アタリを出して、掛ける。

湾フグの楽しさにドーパミンが出まくりますよ。

(15匹目を録り忘れて18匹目が14:19。)

時速3匹で追加するものの、時間が経過するごとにペースが落ちて来る。

ならば、とキャストして探索しながら寄せて来て掛ける。

これがハマると痺れるよ。

(クーラーの景色。おチビが多い。)

既に今年のフグ釣り目標はカウントダウンになっていて、このまま達成出来ちゃうかもという状況。

竿納めは年末年始の食のためにフグに乗るから、ラストで達成する方が良いかな。

なんて考えたら、ピタリと止まってしまった。

あがりまで30分あったのにアタリを2度物に出来ずそのまま終了。

(沖あがり。)

結果は19匹。

目標の130匹まで残り2匹となり、竿納め釣行での達成が見えた。

久し振りに1日中カットウ釣りが出来て楽しかった。

結果も伴って充実した釣りになったな。

(本日のフグ。)

健船長に聞くと、年内はこのままショウサイを狙うそうだ。

海水温が下がらないからショウサイが深場に落ちず、アカメが上がって来ないらしい。

毎年の竿納めは暮れの1週間前だったのは、大晦日にアカメの刺身を食べるための熟成期間を踏まえてのこと。

ターゲットがショウサイフグなら竿納め釣行は年末ギリギリになるな。

今年も残す釣行はあと2～3回。

目標達成に向けてラストスパートだ。

・ショウサイフグ　: 17

・コモンフグ　: 2

船中4～25

大潮

【追記】

この週の頭に野毛屋さんで臨時休業があったのは大女将さんが亡くなられたからでした。

御歳97なので大往生なのでしょうが、残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

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